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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、実験サンプルの保管作業やISSのメンテナンス作業を実施(2010年4月23日)

写真

「きぼう」船内実験室室で作業する野口宇宙飛行士(提供:NASA)

4月20日、野口宇宙飛行士は、ティモシー・クリーマー宇宙飛行士とともに、「タンパク質ユビキチンリガーゼCblを介した筋萎縮の新規メカニズム(Myo Lab)」実験の終了に伴い、実験サンプルに保存液を入れて冷凍する作業や、クリーンベンチ(Clean Bench: CB)を用いた実験サンプルの顕微鏡観測を行いました。

4月21日、野口宇宙飛行士は、Myo Lab実験の後片付けや、モジュール間のハッチシールの定期点検作業のほか、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」日本実験棟運用管制室との定期的な作業確認を行いました。

4月22日、STS-131(19A)ミッションで運ばれ、4月8日から開始した「宇宙放射線と微小重力の哺乳類細胞への影響(Neuro Rad)」実験の一部のサンプルを化学的に処理し、冷凍しました。残りのサンプルも5月6日に処理・冷凍し、実験を終了する予定です。

また、「きぼう」船内実験室では、EXPRESS(Expedite the Processing of Experiment to the Space Station)ラック5とラップトップ間でケーブル接続作業を行ったほか、国際宇宙ステーション(ISS)にある医療キットの呼吸支援パックの定期点検や改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)のメンテナンス作業を行いました。

次回の更新は、4月26日の予定です。

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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