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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、STS-131クルーとの共同作業を終え、通常のISS運用体制に(2010年4月19日)

写真

「きぼう」船内保管室で作業する野口宇宙飛行士(提供:NASA)

4月16日、野口宇宙飛行士は、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したスペースシャトル「ディスカバリー号」の機体の後期点検で得られたデータを、地上に送信する作業を行いました。

また、「きぼう」日本実験棟船内実験室と船内保管室で、放射線量計を交換する作業を行いました。

その他、キューポラのコーナーパネルの設置作業を行いました。この作業は、2010年2月のSTS-130(20A)ミッションにおいて実施される予定でしたが、周辺の機器と構造的に干渉するため、延期されていました。

4月17日、この日は山崎宇宙飛行士らSTS-131クルーが国際宇宙ステーション(ISS)から退室し、ディスカバリー号が分離しました。ISSとディスカバリー号のハッチを閉じる前に、野口宇宙飛行士は、「微小重力環境における高等植物の生活環(Space Seed)」実験と「国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士の身体真菌叢評価(Myco)」実験のサンプルを、ISSからディスカバリー号に移送しました。

4月18日は休暇を取り、ISS内の機器や実験装置のメンテナンス作業など、軽い作業を行い過ごしました。

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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