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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、緊急事態を想定した軌道上訓練を実施(2010年3月 4日)

写真

「デスティニー」(米国実験棟)で作業する野口宇宙飛行士(提供:NASA)

3月3日、野口宇宙飛行士ら、国際宇宙ステーション(ISS)の第22次長期滞在クルーは、ISSでの緊急事態を想定した訓練を実施しました。訓練には、NASA、ロシア連邦宇宙局(FSA)、欧州宇宙機関(ESA)、JAXAの4箇所全ての管制室が参加しました。

訓練は、ISS船内でのアンモニアの漏れを想定して行われ、クルー間の連携や、地上との交信、ガスマスクやアンモニア検出装置の使い方などを確認しました。また、ISSの急減圧を想定した訓練も行いました。

その他、野口宇宙飛行士は、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)にある水処理装置と水供給装置の水のサンプル採取を行いました。

また、ティモシー・クリーマー宇宙飛行士とともに、与圧結合アダプタ3(Pressurized Mating Adapter: PMA-3)のリークチェック(気密点検)を行いました。

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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