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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

野口聡一宇宙飛行士

野口宇宙飛行士、タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)の開始準備を実施(2010年2月 8日)

2月5日、プログレス補給船(36P)のドッキングに関わる作業のほか、STS-130(20A)ミッションで地上に持ち帰る物資の梱包作業などを行いました。

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、プログレス補給船(36P)に搭載して輸送したタンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)のセルユニットを、流体実験ラックにある蛋白質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)に取り付ける作業や、細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)の培養室内の温度を一定に保つためのファンを取り外す作業を行いました。

また、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の姿勢や位置を船内のモニタに3D画像で映し出すソフトウェアの準備として、「デスティニー」(米国実験棟)にあるSSRMS操作卓のポータブル・コンピュータ・システム(Portable Computer System: PCS)とISS支援コンピュータ(Station Support Computers: SSC)間にデータケーブルを接続する作業を行い、ソフトウェアを起動して、ソフトウェアの試験を行いました。

2月6日、7日は休日のため、ISS内の機器のメンテナンス作業や「きぼう」船内の掃除など、軽い作業を行いました。

今週は、STS-130ミッションが開始される予定です。スペースシャトル「エンデバー号」がISSにドッキングすると、野口宇宙飛行士らISS長期滞在クルーは、STS-130ミッションのクルーとともに共同作業を開始します。

※特に断りのない限り、日付は日本時間です。

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