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C1フライトは、米国SpaceX社のドラゴン補給船試験1号機を打ち上げて、ファルコン9ロケットの打上げ能力とドラゴン補給船の再突入能力の試験を行うミッションです。
C1は、米国西部夏時間2010年12月8日午前10時43分(日本時間2010年12月9日午前0時43分)に、ケープカナベラル空軍基地40番射点からファルコン9ロケット2号機にて打ち上げられました。
C1は、打ち上げ9分半後には高度288km×301km、軌道傾斜角34.53度の軌道に投入されました。その後、第2段を再点火し、高度11000kmまで到達しました。
C1は、航法、推進、通信の各システムの試験を行いながら地球を2回周回した後、米国西部夏時間2010年12月8日午後1時15分(日本時間2010年12月9日午前3時15分)におよそ6分間にわたり軌道離脱噴射を行い、米国西部夏時間2010年12月8日午後1時40分頃(日本時間2010年12月9日午前3時40分頃)にから大気圏に再突入しました。
再突入後3枚のパラシュートを開き減速。米国西部夏時間2010年12月8日午後2時00分(日本時間2010年12月9日午前4時00分)すぎに目標地点から800mほど離れたアメリカとメキシコの国境付近の太平洋上に着水しました。
このミッションが成功したことにより、SpaceX社は軌道上から宇宙機を帰還させた初の民間企業となりました。(これまでは米国、ロシア、中国、日本、インドの5国家とESAが宇宙機の帰還に成功しています。)
打上げ日時 | 2010年12月9日午前0時43分(日本時間) 2010年12月8日午前10時43分(米国中部標準時間) |
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射場 | ケープカナベラル空軍基地 40番射点 |
使用ロケット | ファルコン9ロケット2号機 |
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