このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
プログレス補給船(47P)は、米国中部夏時間2012年7月30日午後4時19分(日本時間2012年7月31日午前6時19分)にISSから分離しました。
47Pは、軌道上でロシアの科学実験や技術試験を行った後、8月21日に軌道離脱を行い大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。
47Pフライトは、ロシアのプログレスM-15M補給船を打ち上げて、ISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう47機目のプログレス補給船です。
プログレス補給船(47P)は、バイコヌール時間2012年4月20日午後6時50分(日本時間2012年4月20日午後9時50分)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国中部夏時間2012年4月22日午前9時39分(日本時間2012年4月22日午後11時39分)に国際宇宙ステーション(ISS)へドッキングしました。
47Pは、ロシアの新しいKurs-NA自動ドッキングシステムの試験運用を行うため、米国中部夏時間2012年7月22日午後3時26分(日本時間2012年7月23日午前5時26分)に国際宇宙ステーション(ISS)からいったん分離し、同2012年7月29日午後8時01分(同2012年7月30日午前10時01分)、ISSへ再ドッキングしました。
当初の計画では、47Pは米国中部夏時間2012年7月23日午後8時58分(日本時間2012年7月24日午前10時58分)にISSへ再ドッキングする予定でしたが、47P側のKurs-NA自動ドッキングシステムが正常に起動せず、再ドッキングは延期されました。調査の結果、温度環境がKurs-NA自動ドッキングシステムに影響を与えたことが原因と判明し、47P内のヒータを起動して温度を上げることで、Kurs-NA自動ドッキングシステムは正常に起動しました。
計画の見直しにより、47Pの再ドッキングは宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)のISS結合後に実施されることになり、7月29日に47Pは無事ISSへ再ドッキングし、Kurs-NA自動ドッキングシステムの試験運用は成功しました。
47Pフライトでは主に以下の補給品をISSに運びます。
打上げ日時 | 2012年4月20日午後9時50分(日本時間) 2012年4月20日午後6時50分(バイコヌール時間) 2012年4月20日午後4時50分(モスクワ時間) 2012年4月20日午前7時50分(米国中部夏時間) |
---|---|
射場 | カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズUロケット |
重量 | 約7.3トン(貨物:約2.6トン) |
ドッキング日時 | 2012年4月22日午後11時39分(日本時間) 2012年4月22日午後6時39分(モスクワ時間) 2012年4月22日午前9時39分(米国中部夏時間) |
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |