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プログレス補給船によるISSへの補給フライト

プログレスM-65補給船(30P)ミッション

最終更新日: 2008年12月10日

プログレス補給船(30P)は、日本時間2008年11月15日午前1時20分に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。ISSから分離したプログレス補給船(30P)は、約3週間軌道に残り、ロシアの科学実験の支援を行いました。その後、プログレス補給船(30P)は、日本時間2008年12月7日午後5時02分に軌道離脱を行い大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

30回目の補給フライト





ISSに接近するプログレス補給船(30P)

ISSに接近するプログレス補給船(30P)





プログレス補給船(30P)の打上げ

プログレス補給船(30P)の打上げ








射点に到着したソユーズロケット

射点に到着したソユーズロケット





射点へ移動するソユーズロケット

射点へ移動するソユーズロケット








ソユーズロケットの組立て

ソユーズロケットの組立て





打上げ準備中のプログレス補給船(30P)

打上げ準備中のプログレス補給船(30P)








打上げ準備中のプログレス補給船(30P)

打上げ準備中のプログレス補給船(30P)





打上げ準備中のプログレス補給船(30P)

打上げ準備中のプログレス補給船(30P)








打上げ準備中のプログレス補給船(30P)

打上げ準備中のプログレス補給船(30P)






(©S.P.Korolev RSC Energia)
(クA軻SA/TsENKIKOM)

30Pフライトは、ロシアのプログレスM-65補給船を打ち上げて、ISSの「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう30機目のプログレス補給船です。

プログレス補給船(30P)は、バイコヌール時間2008年9月11日午前1時50分(日本時間2008年9月11日午前4時50分)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国中部夏時間9月17日午後1時43分(日本時間9月18日午前3時43分)にISSにドッキングしました。

30Pフライトでは主に以下の補給品をISSに運びます。

  • 飲料水
  • 補給用推進剤
  • 酸素
  • その他以下に示す積荷など
    • 食糧(米国、ロシアの宇宙食)
    • 長期滞在クルー用の衣服、衛生用品など
    • ロシアの実験ペイロード
    • 交換修理品、予備品など
      • 制振装置付きトレッドミル(Treadmill Vibration Isolation System: TVIS)の交換用ベルト

打上げ計画


30Pフライト打上げ計画(2008年9月18日現在)
打上げ日時
2008年9月11日午前4時50分(日本時間)

2008年9月11日午前1時50分(バイコヌール時間)

2008年9月10日午後11時50分(モスクワ夏時間)

2008年9月10日午後2時50分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
重量 約7.2トン(打上げ時)
ドッキング日 2008年9月18日午前3時43分(日本時間)

2008年9月18日午前0時43分(バイコヌール時間)

2008年9月17日午後10時43分(モスクワ夏時間)

2008年9月17日午後1時43分(米国中部夏時間)

ズヴェズダへドッキングしていた欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)初号機は、30Pのドッキングに備えて、日本時間2008年9月6日午前6時29分にISSから分離しました。

当初、日本時間2008年9月13日に予定されていた30PのISSへのドッキングは、ハリケーン「アイク」の影響により、ISSのミッションコントロールセンターがあるNASAジョンソン宇宙センター(JSC)が閉鎖されたため、日本時間2008年9月18日午前3時43分に延期されました。

30Pフライト前後のISSの形状

30Pフライト前のISS

30Pフライト前のISS(29PとATV1の分離前)

30Pフライト後のISS

30Pフライト後のISS

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