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プログレス補給船によるISSへの補給フライト

プログレスM-61補給船(26P)ミッション

最終更新日: 2008年1月25日

プログレス補給船(26P)は、米国中部標準時間2007年12月21日午後9時59分(日本時間2007年12月22日午後0時59分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。ISSから分離したプログレス補給船(26P)は、約30日間軌道に残り、スラスタ噴射時に起きるプラズマと地球大気に関する研究を行いました。その後、プログレス補給船(26P)は、日本時間2008年1月23日午前4時06分頃に軌道離脱を行い大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

26回目の補給フライト





プログレス補給船(26P)の打上げ

プログレス補給船(26P)の打上げ





射点に到着したソユーズロケット

射点に到着したソユーズロケット








射点へ移動するソユーズロケット

射点へ移動するソユーズロケット





組立てが完了したソユーズロケット

組立てが完了したソユーズロケット








ソユーズロケットの組立て

ソユーズロケットの組立て





打上げ準備中のプログレス補給船(26P)

打上げ準備中のプログレス補給船(26P)








打上げ準備中のプログレス補給船(26P)

打上げ準備中のプログレス補給船(26P)





打上げ準備中のプログレス補給船(26P)

打上げ準備中のプログレス補給船(26P)







(©S.P.Korolev RSC Energia)

26Pフライトは、ロシアのプログレスM-61補給船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ピアース」(ロシアのドッキング室)に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう26機目のプログレス補給船です。

プログレス補給船(26P)は、バイコヌール時間2007年8月2日午後11時34分(日本時間2007年8月3日午前2時34分)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、米国中部夏時間2007年8月5日午後1時40分(日本時間2007年8月6日午前3時40分)にISSにドッキングしました。

26Pフライトでは主に以下の補給品をISSに運びます。

  • 飲料水
  • 補給用推進剤
  • 酸素
  • その他以下に示す積荷など
    • 食糧(米国、ロシアの宇宙食)
    • 長期滞在クルー用の衣服、衛生用品など
    • 実験ペイロード
      • JAXAの高品質タンパク質結晶生成装置(Granada Crystallization Facility: GCF)など
    • 交換修理品、予備品など

打上げ計画


26Pフライト打上げ計画(2007年8月6日現在)
打上げ日時 2007年8月3日午前2時34分(日本時間)

2007年8月2日午後11時34分(バイコヌール時間)

2007年8月2日午後9時34分(モスクワ夏時間)

2007年8月2日午後0時34分(米国中部夏時間)
射場 カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
重量 約7.25トン(打上げ時)
ドッキング日時 2007年8月6日午前3時40分(日本時間)

2007年8月5日午後10時40分(モスクワ夏時間)

2007年8月5日午後1時40分(米国中部夏時間)

プログレス補給船(26P)のドッキングに備えて、ピアースへドッキングしていたプログレス補給船(24P)は、日本時間8月1日午後11時07分にISSから分離しました。

26Pフライト前後のISSの形状

26Pフライト前のISS

26Pフライト前のISS


26Pフライト後のISS

26Pフライト後のISS


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