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飛行5日目
STS-112ミッションの大がかりな作業が今後にひかえる中、本日、スペースシャトル「アトランティス号」のクルーと国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、比較的静かな1日を過ごす予定です。リラックスするための休息時間を少しとったあと、両宇宙機のクルーは備品や補給品のISSへの移送作業を行う予定です。 クルーは10月10日に、アトランティス号のサンドラ・マグナスとNASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソンにより操作された「カナダアーム2」を使って、重さ14トン、長さ45フィート(約13.5m)のS1トラスをISSに取り付けました。その後、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のデイヴィッド・ウルフとピアース・セラーズによる3回のうちの1回目の船外活動により、ISSへの電力ラインの取り付け作業を含む一連の作業が無事終わりました。 船外活動時間は7時間1分でした。ISSの船外での組立て作業時間は合計272時間45分となりました。 休息と物資の移送作業に加えて、ウォルフとセラーズは10月12日に予定されている2回目の船外活動で使用する工具や他の機器の準備作業を行う予定です。夕食の直前に、クルーは船外活動に備えて「クエスト」(エアロック)の手順書を確認するため集合する予定です。船外活動は米国中部夏時間10月12日午前9時40分(日本時間10月12日午後11時40分)から開始される予定です。 クルーは本日、2つのインタビューを受ける予定です。ひとつ目のインタビューでは、3人のロシアの宇宙飛行士(第5次長期滞在クルーのコマンダーのワレリー・コルズンとフライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフ、STS-112のMSのフョードル・ユールチキン)が、10月11日午前10時46分(同10月12日午前0時46分)から、ロシアの報道機関とミッションについて話をする予定です。本日遅くの10月11日午後1時56分(同10月12日午前3時46分)からは、ウォルフとセラーズ、マグナス、そしてもしかしたら他のクルーも、CBSラジオ、Foxニュース、CNNのインタビューを受ける予定です。インタビューの模様は両方ともNASA TVで放映される予定です。 本日のウェイクアップ・ミュージックは、ウェルズリー大学聖歌隊による"Oh Thou Tupelo"で、10月11日午前3時46分(同10月12日午後5時46分)にアトランティス号のクルーに流されました。アトランティス号のパイロットのパメラ・アン・メルロイは、ウェルズリー大学の1983年の卒業生で、この曲は彼女のためでした。ISSのクルーは10月11日午前4時15分(同10月12日午後6時15分)頃に起床しました。 アトランティス号とISSはドッキングした状態で、軌道高度244マイル(約393km)、1周回92分で地球を周回中です。次のステータスレポートは、本日午後に発行する予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-112/sts-112-08.html 最終更新日:2002年10月15日
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