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飛行11日目(2) パイロットのチャールズ・ホーバーが、アトランティス号の後部フライトデッキの制御卓からフライアラウンドの制御をおこないました。この間、アトランティス号のクルーは、新しく取り付けたエアロック「クエスト」と大きな4基の空気供給用タンクが遠ざかっていくところをながめることができました。 コマンダーのスティーブン・リンゼイ、ホーバー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カバンディ、マイケル・ガーンハート、ジェームズ・ライリーは8日以上、196時間46分にわたりISSと結合し、この間に第2次長期滞在クルーのコマンダーのユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのジム・ヴォス、スーザン・ヘルムズと供に、ISSに新しい構造物を取り付け、点検し、稼働できる状態にするという作業をおこないました。 ISSから離れていく最後の噴射は7月22日午前1時14分(同7月22日午後3時14分)に実施されました。ケネディ宇宙センターへの着陸は7月23日(月)午後11時37分(同7月24日(火)午後1時37分)を予定しています。 アトランティス号のクルー全員は、日曜日の早朝にCNNとフォックスニュースのインタビューを受け、その後、午前7時30分(同7月22日午後9時30分)に就寝しました。クルーは午後5時34分(同7月23日午前7時34分)に起床し、機器の片づけや帰還時に使用するアトランティス号のシステムの点検を開始する予定です。 一方ISS上では、第2次長期滞在クルーは日曜日午後1時(同7月23日午前3時)頃に就寝し、忙しかったアトランティス号の滞在期間も終わったところで、1日の休暇を過ごした後、いつもの日課に少しづつ戻していきます。これまでに第2次長期滞在クルーは宇宙で136日を過ごしたことになります。この3人のクルーは、来月に予定しているディスカバリー号によるSTS-105ミッション中に、第3次長期滞在クルーのコマンダーのフランク・カルバートソン、フライト・エンジニアのウラディミール・デジューロフ、ミハイル・トゥーリンと交代する予定です。 アトランティス号とISS上の全機器は正常に作動しており、2つの宇宙船は離れて別々に地球を周回しています。 次のステータスレポートは7月22日(日)午後6時(同7月23日(月)午前8時)頃、または何かイベントが発生した際に発行する予定です。
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