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NASAステータスレポート

飛行8日目(1)
STS-104 NASAステータスレポート#14
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 18日(水)午後6時(米国中部夏時間)
2001年 7月 19日(木)午前8時(日本時間)




アトランティス号と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは今晩も新しいエアロック「クエスト」の起動作業を引き続きおこないます。また、ユニティ・モジュール内のモジュール間換気(IMV)装置の空気漏れを起こしているバルブの交換もおこなう予定です。このバルブには現在キャップがかぶせてありますが、米国実験棟デスティニー内の別のバルブと交換する予定です。デスティニー内のバルブは、2003年の11月以降にISSの2番目の結合モジュール(ノード2)が到着するまでは、利用する予定はありません。

アトランティス号のコマンダーのスティーブンン・リンゼイと第二次長期滞在クルーのフライトエンジニアのジム・ヴォスが、バルブの交換作業をおこないます。交換後数時間かけて空気漏れのないことを確認します。アトランティス号の船外活動クルーのマイケル・ガーンハートとライリーは、パイロットのチャールズ・ホーバーに手伝ってもらいながら、「クエスト」内の装置の点検を引き続きおこないます。この3人の宇宙飛行士は、この飛行で第3回目の船外活動で使用する工具を、クエストに搬入する作業もおこないます。この船外活動は金曜日の夜(日本時間土曜日の午後)に実施される予定であり、新しいエアロックを使用して実施する初の船外活動となる予定です。

アトランティス号のミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カヴァンディと第二次長期滞在クルーのフライトエンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズは、「クエスト」のクルーロックと装置ロックとの間にハッチを取り付けます。このハッチは、現在、エアロックとユニティ・モジュールとの結合部にある打ち上げ時に取り付けられていた場所にあります。新しい場所にこのハッチが取り付けられると、8時間以上かけて空気漏れがないかテストされます。

ISSコマンダーのユーリー・ウサチェフは、ペイロードコンピュータの1つを使用して、ISS内のいくつかのロシア製システムの定期点検をおこないます。また、エアロックをISSの生命維持システムに接続しておくために、仲間のヴォスがエアロックのバルブを交換する作業を手伝う予定です。

7月19日午前2時30分(日本時間7月19日午後4時30分)頃に、リンゼイはアトランティス号のエンジンを1時間にわたり断続的に噴射して、ISSの高度を上昇させます。これはこのミッションの3回目で最後のリブースト(軌道高度上昇制御)となります。

アトランティス号のクルーは7月18日午後4時4分(同7月19日午前6時4分)に、シリル・クロー(Sheryl Crow)の曲「私のしたいこと(All I Wanna Do)」で起床しました。この曲は訓練チームからクルー全員に贈られたものです。

次のステータスレポートは7月19日午前6時(同7月19日午後8時)に、または何かイベントが発生したときに発行する予定です。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-14.html
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最終更新日:2001年 7月 19日

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