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NASAステータスレポート

飛行7日目(1)
STS-104 NASAステータスレポート#12
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 17日(火)午後 6時(米国中部夏時間)
2001年 7月 18日(水)午前 8時(日本時間)



スペースシャトルアトランティス号と国際宇宙ステーション(ISS)合同のクルーは、今夜予定されている第2回目の船外活動に向けて作業を集中させています。米国中部夏時間7月17日午後9時30分(日本時間7月18日午前11時30分)に開始が予定されている5時間半の船外活動では、アトランティス号のミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のマイケル・ガーンハートとジェイムズ・ライリーが、第2次長期滞在クルーと協力して2基の高圧ガスタンクを、ISSの新しいエアロック「クエスト」に取り付ける作業をおこないます。

今朝早く、第2回目と第3回目の船外活動の間に、作業日を1日追加することが決定されました。木曜日の夜(同金曜日の昼)に実施される予定であった第3回目の船外活動は、新しいエアロック「クエスト」を使用して実施する初めての船外活動となりますが、飛行10日目の金曜日の夜(同土曜日の昼)に実施されることになります。

新しいエアロックをISSの中温温度ループに接続する際に若干の水漏れが発生したため、スケジュールは約半日遅れています。また、ISSとアトランティス号のクルーは、ISSのユニティ・モジュールの右舷後方に設置してあるモジュール間換気(IMV)装置の空気漏れの原因究明もおこなってきました。バルブの何処から何が原因で空気漏れが発生しているか、については明日継続して調査することとし、現在は漏れを止めるためにバルブにキャップをかぶせてあります。もしバルブの交換が必要であれば、同じバルブの予備品をいくつかISS上で利用することができます。

アトランティス号のクルーは7月17日午後4時8分(同7月18日午前6時8分)にコンウェイ・トゥウィッティ(Conway Twitty)の歌う「ハッピーバースデイ・ダーリン」で起床しました。この曲は地球の上空235マイル(約378km)を飛行しながら、本日誕生日を迎えるアトランティス号のミッションスペシャリスト、ジャネット・カバンディに贈られたものです。

今夜の船外活動では、第2次長期滞在クルーのフライト・エンジニアのスーザン・ヘルムズとジム・ヴォスが、実験棟デスティニー内のロボットアーム操作卓でISSのロボットアーム「カナダアーム2」を操作して、アトランティス号の貨物室から「酸素タンクNo.1」を把持し、タンクの取付け場所であるエアロック「クエスト」に移動させます。ガーンハートとライリーがそこでタンクの取り付け作業をおこないます。船外活動の際は、ガーンハートは脚に赤い線の入った宇宙服を着用し、カバンディが操作するアトランティス号のロボットアームの先端に乗ります。パイロットのチャールズ・ホーバーは、アトランティス号の内部で船外活動全体を統括します。「窒素タンクNo.4」に対しても同じ手順を繰り返します。全部で4基あるタンクのうち、残りの2基のタンクは、金曜日(同土曜日)に予定している第3回目の船外活動の際にアトランティス号の貨物室から取り出されます。

次のステータスレポートは7月18日午前6時(同7月18日午後8時)頃、または何かイベントが発生した際に発行します。



出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-12.html
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最終更新日:2001年 7月18日

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