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飛行6日目(1) ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カバンディは、第2次長期滞在クルーのフライト・エンジニア、ジム・ヴォスとともに、モジュール間換気装置(IMV)の空気漏れの調査をする予定です。IMVはモジュール間で空気を循環させるためのファンやバルブから構成されており、これによりエアロック「クエスト」は、ISSの環境制御生命維持システムに接続します。2人の宇宙飛行士は、バルブのシール部に何かのクズが付着していたり損傷がないかを調べ、バルブの交換が必要であるか否かを検討します。もし交換が必要であれば、代わりのバルブはISS上で調達することができます。 一方、アトランティス号のコマンダーのスティーブン・リンゼイと、第2次長期滞在クルーのフライト・エンジニアのスーザン・ヘルムズは、ISSとエアロック間の酸素配管のテストをおこないます。将来、この配管は、スペースシャトルからエアロックの高圧酸素タンクに酸素を補充する際に使用されます。 宇宙での6日目の今日、アトランティス号のクルーは、7月16日午後4時19分(日本時間7月17日午前6時19分)に、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジェイムズ・ライリーに贈られた目覚めの曲、カーリー・シモン(Carly Simon)の「もっとうまくはできない(Nobody Does it Better)」で起床しました。ISSの第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフとヴォス、ヘルムズは宇宙での131日目に入っています。 本日、アトランティス号の船外活動クルーのマイケル・ガーンハートとジェイムズ・ライリーは、あと2回予定されている船外活動の準備をします。作業計画を点検し、アトランティス号とISS双方のエアロック内の装置が使えるようにしておきます。第2回目の船外活動は火曜日の夜(同水曜の日午前中)に開始されますが、このときはアトランティス号のエアロックを使用します。また、第3回目の船外活動は木曜日(同金曜日の午前中)に予定されており、ISSのエアロック「クエスト」を使用する初めての船外活動となります。どちらの船外活動も高圧の酸素ガスと窒素ガスのタンクをクエストの外壁に取り付けることを目的としています。 リンゼイとパイロットのチャールズ・ホーバー、そしてウサチェフは仕事を中断して7月16日午後11時34分(同7月17日午後1時34分)から20分間、CBS、スペース・ドット・コム(Space.com)、ロサンゼルスのKNBC-TVのインタビューを受ける予定です。
次のステータスレポートは7月17日午前6時(同7月17日午後8時)頃、または何かイベントが発生した際に発行する予定です。
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