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NASAステータスレポート

飛行4日目(1)
STS-104 NASAステータスレポート#6
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 14日(土)午後 5時30分(米国中部夏時間)
2001年 7月 15日(日)午前 7時30分(日本時間)

 

アトランティス号の5人のクルーは、本日は国際宇宙ステーション(ISS)の第2次長期滞在クルーと協力してISSの新しいエアロック(愛称:クエスト)を取り付ける予定です。エアロックの取り付けは、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のマイケル・ガーンハートとジェームズ・ライリーが行う7時間の船外作業(EVA)の一部として行われる予定です。このEVAは米国中部夏時間7月14日午後9時09分(日本時間7月15日午前11時09分)から開始される予定です。

シャトルクルーは、7月14日午後4時04分(同7月15日午前6時04分)にミッションコントロールセンターからのN'Syncの「スペース・カウボーイ」のウェイクアップコール(目覚めの曲)で起床しました。この曲は、ジャネット・カバンディに贈られたものです。ISSでは、コマンダーのユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズが同じ午後4時04分(同7月15日午前6時04分)に起床しました。

本日行われるEVAでは、EV1となるガーンハートは足の部分に赤い線でマークを付けた宇宙服を着用し、EV2となるライリーは真っ白な宇宙服を着用します。アトランティス号のパイロットであるチャールズ・ホーバーがシャトルの船室内からEVAの作業を支援します。

EVAでは、まず、ガーンハートがエアロックの結合機構からニックネームで"シャワーキャップ"と呼ばれている断熱カバーを取り外します。そして結合機構の気密シール面から保護カバーを外します。ライリーは、エアロックに4個の高圧ガスタンク(HPGT)を取り付けるための結合用のバーを取り付けます。このエアロックへのHPGTの取り付けは、2回目と3回目のEVAで行われる予定です。その後、ガーンハートがシャトルの貨物室でエアロックを保温するために使っていたヒータ配線を取り外し、ライリーは、"シャワーキャップ"と結合機構カバーを収納する予定です。

エアロックの取り付け準備が完了すると、仲間のヴォスの助けを受けながら、ヘルムズがISSの操作パネルからカナダアーム2を動かしてエアロック「クエスト」を把持します。そしてアトランティス号の貨物室から持ち上げます。ISSのロボットアームによるエアロックの把持は7月14日午後11時04分(同7月15日午後1時04分)頃、貨物室からのエアロックの取り出しは午後11時19分(同午後1時19分)頃を予定しています。エアロックは、ユニティモジュールの右側に同7月15日午前2時04分(同7月15日午後4時04分)頃取り付けられる予定です。

EVAを行っている間、アトランティス号の宇宙飛行士ジャネット・カバンディは、シャトルのロボットアームを操作して2人のEVAクルーをISSの周りへ運んだり、ヘルムズとヴォスが行うカナダアーム2の作業を支援するためにカメラ映像を取得する予定です。

次のステータスレポートは7月15日午前6時(同7月15日午後8時)頃または、何かイベントが発生した場合に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-06.html
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最終更新日:2001年 7月16日

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