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飛行3日目(1)
スペースシャトル、アトランティス号のクルーは、米国中部夏時間7月13日午後3時4分(日本時間7月14日午前5時4分)に、グループ「Caedmon」の曲「ゴッド オブ ワンダー」で起床しました。宇宙での生活3日目となる本日、アトランティス号の5人のクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)と7月13日午後9時53分(同7月14日午前11時53分)頃にランデブー/ドッキングを行なう予定です。 本日のランデブー作業は、アトランティス号がISS後方、約250マイル(約402km)を追跡中の、7月13日午後4時34分(同7月14日午前6時34分)に開始され、1周回で230マイル(約370km)づつ接近していきました。昨日、クルーによってシャトルのドッキング機構は起動されており、また、ISSのドッキングポートとスペースシャトルのドッキング機構を位置決めする為の、センターラインカメラもすでに準備されています。 ISSの、コマンダーのユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズは、7月13日午後4時(同7月14日午前6時)に起床しました。この日、彼らはアトランティス号の到着と最初の荷物の交換に備えてステーションの準備作業を行ないました。 アトランティス号は、7月13日午後6時(同7月14日午前8時)に軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)による噴射制御を行ない、ISSに正確に接近しています。「ターミナル・インターセプト・バーン(Tiバーン)」と呼ばれる最後の噴射は、アトランティス号がISS後方、約50,000フィート(15.2km)に達する、7月13日午後7時33分(同7月14日午前9時33分)に予定されています。Tiバーン終了後、シャトルのランデブー・レーダー・システムはISSの追跡を開始し、コマンダーのスティーブン・リンゼイとパイロットのチャールズ・ホーバーに、距離情報と接近速度を表示します。アトランティス号は、ISSの下方1/2マイル(約800m)の距離に達すると、リンゼイはISSとゆっくりと接近するアトランティス号の制御を手動に切りかえ、ISSの下方約600フィート(183m)へと接近します。ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のマイケル・ガーンハート、ジャネット・カバンディ、ジェームズ・ライリーは、距離計測装置を操作したり、貨物室に搭載されたIMAXカメラで接近の状況を撮影したりして、このドッキング作業を支援します。リンゼイは、ISSの周りを1/4周して、シャトルをデスティニーと 与圧結合アダプター2(PMA-2)の前方300フィート(約91m)の位置に持っていきます。この位置から、リンゼイは、アトランティス号をISSまで残り30フィート(約9m)の位置まで、1時間に1/10マイル(約161m)の速度で接近させていきます。そして、この位置で位置決め状況をチェックするために一度停止します。その後、リンゼイは、負荷を吸収するためのスプリングを有するシャトルのドッキング機構がISSに接触するまで、ゆっくりと接近させていきます。その後、ドッキング機構は引き込まれ、ラッチを閉じるコマンドにより結合されます。これでドッキングプロセスは完了します。 ドッキングの後、クルーは、7月13日午後11時30分(同7月14日午後1時30分)頃、ISSとシャトル間のハッチを開ける予定です。そして、来客を迎え入れる簡単な歓迎会が行なわれる予定です。 次のステータスレポートは7月14日午前6時(同7月14日午後8時)頃または、何かイベントが発生した場合に発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-04.html
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