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NASAステータスレポート

飛行2日目(2)
STS-104 NASAステータスレポート#3
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 13日(金)午前 6時(米国中部夏時間)
2001年 7月 13日(金)午後 8時(日本時間)

 

スペースシャトルアトランティス号は国際宇宙ステーション(ISS)への接近を続けており、クルーは宇宙で過ごす最初の丸1日、このミッションで新しいエアロックをISSに取り付ける作業で使用する宇宙服や装置などの点検を行いました。

コマンダーのスティーブン・リンゼイ、パイロットのチャールズ・ホーバーは、アトランティス号のジェットを夜間に定期的に噴射してISSへ近づくよう軌道修正を行いました。アトランティス号は現在ISSの後方約1,800マイル(約2,900km)付近を飛行中で、地球を1周する間に230マイル(約370)づつ接近しています。米国中部夏時間7月13日午後9時53分(日本時間7月14日午前11時53分)頃にISSとドッキングする予定です。マイケル・ガーンハート、ジェームズ・ライリー両宇宙飛行士はホーバーにも手伝ってもらい、ISSとのドッキング後に3回の実施が予定されている、エアロック「クエスト」を取り付けるなどの船外活動で使用する2着の宇宙服を起動し、点検しました。またISSに置いていくことになっている3着目となる予備の宇宙服の点検も行いました。

宇宙服の点検の際、クルーは予備の宇宙服のバッテリ付近に白い物質が付着しているのに気付きました。クルーは、地上のミッションコントロールから指示された、ゴム手袋着用、一部の換気用ファンの停止など、用心のための標準的な手順に従い、その付着物を拭き取ったり、原因と思われるバッテリを新しいものと交換したり、二酸化炭素除去カートリッジを交換するなどの作業を行いました。古いバッテリは液漏れ防止用の袋に密封して保管されました。宇宙服の状況は良好で付着物の影響はありません。

ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カバンディはアトランティス号のロボットアームに電源を投入して機能を点検し、アームのテレビカメラにより貨物室内のエアロック「クエスト」の状態を点検しました。アトランティス号のロボットアームは船外活動中のクルーを移動させるために使用されます。クルーはまた今夜のドッキングに備え、ドキング機構の電源を投入しました。

アトランティス号は遠地点高度235マイル(約378km)、近地点高度182マイル(約293km)の軌道を飛行中であり、90分で地球を1周しています。アトランティス号の全機器の状態は良好です。                

ISS上では第2次長期滞在クルーのコマンダーであるユーリー・ウサチェフとフライト・エンジニアのジェームズ・ライリーとスーザン・ヘルムズが今夜遅くに予定しているアトランティス号の到着時の作業計画を点検しました。アトランティス号とISSのクルーは7月13日午前8時4分(同7月13日午後10時4分)頃に就寝する予定です。

次のステータスレポートは7月13日午後6時(同7月14日午前8時)頃に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-03.html
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最終更新日:2001年 7月16日

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