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NASAステータスレポート

飛行2日目(1)
STS-104 NASAステータスレポート#2
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 12日(木)午後 6時(米国中部夏時間)
2001年 7月 13日(金)午前 8時(日本時間)

 

スペースシャトルアトランティス号の5人のクルーは、映画"Braveheart."の曲"Wallace Courts Murron"のウェイクアップコール(目覚めの曲)で、米国中部夏時間7月12日午後5時38分(日本時間7月13日午前7時38分)に起床し、宇宙で過ごす最初の丸1日が始まりました。ジェイムズ・ホーナー(James Horner)の歌うこの曲は、アトランティス号のパイロットであるチャールズ・ホーバーに贈られたものです。スペースシャトルはエアロック「クエスト(愛称で探求を意味します)」を搭載して国際宇宙ステーション(ISS)へと向かっており、7月13日(金)午後9時53分(同7月14日(土)午前11時53分)にISSとドッキングする予定です。

アトランティス号のコマンダーであるスティーブン・リンゼイ、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カバンディ、ジェームズ・ライリー、マイケル・ガーンハートは、宇宙で過ごす最初の丸1日を、11日間のミッションの準備をして過ごす予定です。重要なイベントとしては7月13日(金)(同7月14日(土)午前)のドッキングと、3回の実施が予定されている船外活動のうち、7月14日(土)(同7月15日(日)午前)に予定されている第1回目の船外活動があります。

土曜日の午後9時(同日曜日の午前11時)頃に開始する予定の7時間に及ぶ船外活動では、ガーンハートとライリーの支援により、フライト・エンジニアのスーザン・ヘルムズが、ISSのロボットアーム「カナダアーム2」を操作して、エアロック「クエスト」をアトランティス号の貨物室から取り出し、クエストをISSのユニティ結合モジュールの進行方向に向かって右側に取り付けます。この新しいエアロックがあればスペースシャトルがドッキングしていない状態でも、ISSで米国の宇宙服を使用して船外活動を行うことが可能になります。これによりISSを修理したり組み立てたりする機能が増強され、ISS建設のための重要なマイルストーンが達成されることになります。

国際宇宙ステーションのクルー、コマンダーのユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのヘルムズ、とジム・ヴォスは午後2時(同7月13日午前4時)に起床しました。本日、クルーは金曜日のアトランティス号とのドッキングと、土曜日のクエストの取り付け作業の準備をする予定です。第2次長期滞在クルーは3月8日以来宇宙に滞在しており、3月18日に第1次長期滞在クルーと交代して以来ISSを預かっています。

次のステータスレポートは7月13日午前6時(同7月13日午後8時)頃に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-02.html
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最終更新日:2001年 7月13日

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