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NASAステータスレポート

飛行1日目
STS-104 NASAステータスレポート#1
ジョンソン宇宙センター
2001年 7月 12日(木)午前 4時30分(米国中部標準時間)
2001年 7月 12日(木)午後 6時30分(日本時間)

 

スペースシャトルアトランティス号は、今朝、米国中部夏時間7月12日午前4時4分(日本時間7月12日午後6時4分)に、予定どおりフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。打上げは順調に行われ、アトランティス号は現在、国際宇宙ステーション(ISS)へと向かっています。この飛行はISSにエアロックを取り付けることを主たる目的としています。

アトランティス号のコマンダーであるスティーブン・リンゼイ、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のジャネット・カバンディ、ジェームズ・ライリー、マイケル・ガーンハートはこのミッション中にエアロック(愛称:クエスト(探求を意味する))をISSに取り付けます。これによりISSを軌道上で修理したり組み立てたりする能力が増強され、ISS建設のための重要なマイルストーンが達成されることになります。ISSコマンダーのユーリー・ウサチェフ、フライト・エンジニアのジム・ヴォスとスーザン・ヘルムズには、アトランティス号の打上げ直後にその知らせが届きました。ISSのクルーは、本日はスペースシャトル到着の準備をして過ごしました。今週前半にクルーはカナダが製作したロボットアーム「カナダアーム2」の最終チェックを行いました。このカナダアーム2はエアロックの取り付け作業に使用されますが、良好な状態にあると報告されています。

アトランティス号は、7月13日(金)午後9時51分(同7月14日(土)午前11時51分)にISSとドッキングする予定です。クルーはアトランティス号の貨物室のドアを開きこれからの宇宙滞在の準備を整えた後、午前9時4分(同7月12日午後11時4分)に就寝する予定です。ISSのクルーは、午前5時30分(同7月12日午後7時30分)頃に就寝する予定です。現在宇宙滞在4ヶ月目に入っています。

ISSのクルーは本日午後2時(同7月13日午前4時)に、アトランティス号のクルーは午後5時3分(同7月13日午前7時3分)に起床の予定です。起床後スペースシャトルのクルーは、宇宙で丸1日を過ごす最初の日を、装置の点検など、この11日間のミッションの準備をして過ごします。このあと金曜日にはISSとドッキングし、ミッション中に船外活動を3回行います。第1回目の船外活動は土曜日に予定されており、このときはエアロックを取り付けることになっています。

次のステータスレポートは7月12日午後6時(同7月13日午前8時)に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts104/STS-104-01.html
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最終更新日:2001年 7月12日

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