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打上げ準備中のソユーズTMA-1宇宙船 |
ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)と米国航空宇宙局(NASA)によれば、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の緊急帰還機として2002年4月27日からISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船は、日本時間11月10日午前9時04分頃にカザフスタン共和国に着陸しました。
5Sフライトは、ロシアのソユーズTMA-1宇宙船(新型機の初号機)を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ピアース」(ロシアのドッキング室)下部にドッキングし、ISSに新しいソユーズ宇宙船を届けるミッションです。
ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打上げとしては5回目、ソユーズ宇宙船の交換フライトとしては4回目となります。ISSには、滞在クルーの緊急帰還船として、ソユーズ宇宙船を常時ドッキングさせておく必要がありますが、ソユーズTMの軌道上運用寿命は、200日間であるため、半年毎に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。
この帰りのフライトでは、NASDAのHDTVテープやNASDAの材料曝露実験サンプルSEEDのパネル1枚、ロシアの国勢調査票などを回収します。