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船外活動

 国際宇宙ステーション(ISS)組立のためには合計1260時間*以上が必要と見積もられています。船外活動による作業はISSの組立、保全には欠かせないものとなっています。

*米国の宇宙服を着て行う船外活動だけで約960時間、さらにロシアの宇宙服を着て行う船外活動も300時間以上かかります。

 5A.1ミッションでは、2回の船外活動を、飛行4日目と6日目に行う予定です。
 これらの船外活動は、イタリアが製作した多目的補給モジュール(MPLM)レオナルドをISSに取り付けるための準備、4月に予定されている6Aフライトで使用する機器をISSの外部に取り付けたり、予備の部品を用意するなどを目的に実施するものです。各船外活動の概要は次のとおりです。


第1回船外活動(飛行4日目)
クルー:スーザン・ヘルムズ、ジム・ヴォス
作業内容:
 2001年2月の5Aフライトまではスペースシャトルとのドッキングポートとして使用していた、与圧結合アダプタ-3(PMA-3)の移設に備えて、ユニティとPMA-3間の配線の取り外しを行うとともに、PMA-3の移設先であるユニティの左舷の共通結合機構(CBM)に取り付けてあるSバンド初期通信システム(ECOMM:Early Communications)アンテナの取り外しを行います。またデスティニー上部への結合機構(LCA: Lab Cradle Assembly)の取り付けや、配線トレイ(RU: Rigid Umbilical)を米国の実験棟デスティニー下部に取り付けるなどの作業を行います。


第2回船外活動(飛行6日目)
クルー:ポール・リチャーズ、アンディ・トーマス
作業内容:

 電力系統の切り替え作業により多目的補給モジュール(MPLM)への電力供給をシャトルの電源(APCU)からデスティニーに搬入した直流変圧器(DDCU)ラック経由に切り替えます。またデスティニーへの船外プラットフォーム(ESP)の取り付けと、冷媒流量制御装置(PFCS)の予備機器をESPに取り付ける作業、LCA把持機構の動作点検などを行います。


最終更新日:2001年 3月 7日

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