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ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命が6ヶ月間であるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。今回帰還したソユーズ宇宙船の乗組員は日本時間2002年4月25日に打ち上げられたソユーズ宇宙船でISSに向かい、日本時間2001年10月23日からISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船で帰還しました。 また、今回の飛行には、南アフリカ共和国の実業家マーク・シャトルワース氏が搭乗していました。 4Sは、ロシアのソユーズTM-34宇宙船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ザーリャ」(基本機能モジュール)に結合し、ISSに帰還用の新しいソユーズ宇宙船を届けるミッションです。 ソユーズTM-34で打ち上げられた3人の宇宙飛行士は、2日後にISSにドッキングし、7日間ISSに滞在した後、古いソユーズTM-33(3S)に乗り換えて地球に帰還します。この帰りのフライトでは、NASDAのHDTVテープやロシアのKromka1-0(1月25の船外活動で改修した装置)などを回収します。 4S飛行計画(2002年5月7日現在)
・4月20日 「ザーリャ」(基本機能モジュール)の地球側のドッキングポートに結合しているソユーズ3Sを、「ピアース」(ロシアのドッキング室)に移動します。
・ 4月25日 ソユーズ4Sが打ち上げられます。 ・ 4月27日 ソユーズ4Sがザーリャの地球側のドッキングポートにドッキングします。
・ 5月5日 4Sのクルーがピアースに結合しているソユーズ3Sに乗り換えてISSから分離し、地球に帰還します。
・ 脳の機能に宇宙線粒子がおよぼす影響の調査 ・ 微小重力環境下での筋肉機能低下のモニタ ・ 宇宙飛行士の服の容積と重量を減らすための下着のデザインの検証
・ 胚・幹細胞の培養 ・ 心臓血管の自律コントロール・エネルギー消費・筋肉の特性に微小重力が与える影響の調査 ・ 可溶性タンパク質結晶実験
最終更新日:2002年6月20日 |