プログレスM-DC1(ロシアの略称ではプログレスM-CO1)宇宙船は、プログレスM1補給船をベースに製作したもので、ロシアのエアロック及びドッキングポートの役割を果たすDC-1(Docking
Compartment-1)を、ISSへ無人で運搬するための宇宙船です。
プログレスM-DC1宇宙船は、プログレス補給船の貨物室部分をDC-1に置き換えたものであり、推進システム及びドッキングシステムは、プログレス補給船と同様のシステムを搭載しています。全長は約8.2m、重量は6.6トンあります。
プログレスM-DC1宇宙船は、ISSとドッキングした状態で180日間運用することが可能です。10月初め頃に、推進モジュール部分は切り離して廃棄する予定です。
プログレス補給船(左)とプログレスM-DC1宇宙船(右)
(写真:Energia社)
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