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NASAステータスレポート

STS-92 NASAステータスレポート#20
ジョンソン宇宙センター

2000年10月21日(土)午前6時(米国中部夏時間)
2000年10月21日(土)午後8時(日本時間)

 昨日(日本時間10月21日早朝)国際宇宙ステーションを離れた後、ディスカバリー号の7人の宇宙飛行士たちは機器等を片付けたり、大気圏への再突入と着陸の際使用するスペースシャトルのシステムの点検しています。ケネディ宇宙センターへの着陸は日曜日午後(同月曜日早朝)の予定です。

STS-92の船長ブライアン・ダフィー、パイロットのパメラ・アン・メルロイ、ミッションスペシャリストのリロイ・チャオ、ビル・マッカーサー、マイク・ロペズ-アレグリア、ジェフ・ワイゾフ、そして若田光一宇宙飛行士は、米国中部夏時間10月21日午前5時17分(日本時間10月21日午後7時17分)に起床し、軌道上での最後の丸1日を開始しました。今朝のウェイクアップコールは、The Bay City Rollers(ベイシティローラーズ)の「Saturday Night」で、クルー全員に贈られたものです。

今朝ダフィー船長とメルロイそれにマッカーサーは、ケネディ宇宙センターへ帰還する際に使用する装置類をテストし、正常に作動することを確認する予定です。午前9時(同10月21日午後11時)過ぎには、シャトルが大気圏に入り航空機のように飛行を始めたときに使用する、フライトコントロールシステムのテストを行う予定です。それから1時間少々経過した午前10時12分(同10月22日午前0時12分)頃、ディスカバリー号の44個のスラスター全ての噴射テストを実施し、正常に作動することを確認する予定です。

シャトルのフライトコントロールシステムの点検作業が開始される少し前に、チャオとワイゾフは、10日間以上もの間、STS-92のクルーが使用してきた機器の収納を開始する予定です。本日は1日中、クルー全員が、日曜日のケネディ宇宙センターへの帰還に備えて、船内の片づけを行う予定です。

ディスカバリー号の宇宙飛行士たちは、本日午後2時17分(同22日午前4時17分)に開始される記者会見に臨み、日米の報道関係者とミッションについて話合う予定です。また、クルーはその日の遅く、午後9時17分(同10月22日午前11時17分)からの8時間の睡眠の前に、休息のひとときを過す予定です。

ディスカバリー号は、現在100マイル(約160km)以上後方を飛行中のISSと同様に、極めて良好な状態で飛行を続けています。10月22日日曜日午後1時14分(同10月23日午前3時14分)のフロリダへの帰還のため、ディスカバリー号の軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)が、10月22日午後12時7分(同10月23日午前2時7分)に噴射され、軌道からの降下が開始される予定です。また、フロリダへの帰還のための2番目の機会は次の周回になります。2番目の機会では、10月22日午後1時43分(同10月23日午前3時43分)に軌道離脱のための噴射が行われ、ディスカバリー号は、10月22日午後2時50分(同10月23日午前4時50分)にケネディ宇宙センター(KSC)の長さ3マイル(約4.8km)の滑走路に着陸することになります。

この次のステータスレポートは10月21日午後6時(日本時間10月22日午前8時)に発行する予定です。

 

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts92/STS-92-20.html

 

最終更新日:2000年 10月21 日

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