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STS-101ステータスレポート-17 2000年5月 27日(土)午前 7時00分(米国中部夏時間) 2000年5月 27日(土)午後 9時00分(日本時間) 若返った国際宇宙ステーション(ISS)を昨夜後にしたアトランティス号のクルーは、フロリダ州ケネディ宇宙センターへの着陸に備えて、シャトルの装置を点検したり道具を収納したりしています。着陸は米国中部夏時間5月29日月曜日午前1時20分(日本時間5月29日午後3時20分)の予定です。 アトランティス号は5月26日午後6時3分(日本時間5月27日午前8時3分)、5日と18時間32分間のISSとのドッキングを解除しました。ISSの周囲を半周した後パイロットのスコット・ホロウィッツがエンジンを噴射し、アトランティス号はISSから離れて行きました。そのあとクルーはご褒美として半日の自由時間をもらいました。 今夜コマンダー(船長)のジェームス・ハルセルとパイロットのスコット・ホロウィッツは、帰還作業で使用する装置が正常に作動することを確認します。また大気圏に再突入するときにシャトルの姿勢を制御するエンジンの噴射テストを行います。クルーは5月27日午後10時41分(同5月28日午後0時41分)から軌道上記者会見に臨み、ジョンソン宇宙センター、ケネディ宇宙センター、そしてロシアのミッション・コントロール・センターからの質問に答える予定です。 アトランティス号とISSの状態はともに良好です。ISSはシャトルの後方50マイル(約80km)付近にあり、地球を1周する度に7マイルづつ(約11.3km)遠ざかっています。5月29日月曜日午前1時20分(同5月29日午後3時20分)にフロリダへ着陸するために、アトランティス号は5月29日午前0時16分(同5月29日午後2時16分)に軌道離脱のエンジン噴射を行います。2番目の機会は、その次の周回でのフロリダへの着陸で、軌道離脱エンジンの噴射は午前1時53分(同午後3時53分)で、着陸時刻は午前2時56分(同午後4時56分)になります。天気予報では月曜日のケネディ宇宙センター周辺では、にわか雨と低い雲が予想されており着陸には不適当な状況になるかもしれません。 クルーは5月27日午前7時11分(同5月27日午後9時11分)に就寝、午後3時11分(同5月28日午前11時11分)に起床して軌道上で最後の丸一日を開始し、着陸前のチェックや片づけの作業を行います。 次のステータスレポートは5月27日午後7時(同5月28日午前9時)に発行する予定です。
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