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STS-101ステータスレポート-14 2000年5月 25日(木)午後 6時45分(米国中部夏時間) 2000年5月 26日(金)午前 8時45分(日本時間) STS-101の7人の宇宙飛行士たちは国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングしての最後の1日を、金曜日夜米国中部夏時間5月26日午後6時7分(同5月27日午前8時7分)のドッキング解除の準備をして過しています。ISSは軌道高度が高くなり、新しい電気系および通信系の機器を搭載するなどの作業により一新されています。明晩アトランティス号は、この軌道上の施設から離れていきます。ISSは、次の大きな構成要素である、ズヴェズダ・サービス・モジュールを受入れる準備が整いました。ズヴェズダは7月8日から14日の間に、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定です。コマンダー(船長)のジェームス・ハルセル、パイロットのスコット・ホロウィッツ、ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)のメアリー・エレン・ウェーバー、ジェフリー・ウィリアムズ、スーザン・ヘルムズ、ジェイムス・ヴォス、そしてユーリー・ウサチェフは米国中部夏時間5月25日午後3時11分(日本時間5月26日午前5時11分)に起床しました。本日の目覚めの曲はジェリー・ジェフ・ウォーカーの「Don't It Make You Wanna Dance」で、ウィリアムズの息子さんとご家族のリクエストによるものでした。 本日は、道具や補給品のISSへの搬入を終了させるのが主要な作業となります。クルーは最初の3日間で3000ポンド(1350kg)以上の物資をISSに搬入しました。 第3回目で最後となる軌道上昇制御は数分前、米国中部夏時間5月25日午後6時36分(日本時間5月26日午前8時36分)に開始されました。先の2回の制御と同様、アトランティス号の姿勢制御システム(RCS)を58分間に27回噴射しゆっくりとISSの高度を上昇させる予定です。今夜の制御が終了すると、ISSの軌道は平均27マイル(43.4km)上昇していることになります。 宇宙飛行士たちによるバッテリ関連の作業は全て完了しました。交換された3番目のバッテリは充電とテストが完了し、ISS運用を支援するため電力系統に再び接続されました。最後の4番目の新しいバッテリは今夜充電を開始し、明晩ドッキングを解除するまでには電力系統に接続される予定です。 ハルセル、ホロウィッツ、ウェーバーはISSを退出する直前に米国中部夏時間5月25日午後9時11分(同5月26日午前11時11分)からCBSニュース、フォックス・ニュース・ネットワーク、ロサンジェルス、シュレブポートのKTBS-TVのインタビューを受ける予定です。 米国中部夏時間5月25日午後11時30分(同5月26日午後1時30分)少し前にハルセル他クルーはISSの各構成要素や通路のトンネルの5個所のハッチを閉じるという、月曜日の夜にISSに入室したときとは逆の手順を開始します。ハッチを閉じドッキング解除に備えるという作業を全て完了するには約2時間を要します。 金曜日、米国中部夏時間5月26日午後6時7分(同5月27日午前8時7分)にドッキングを解除するまでの作業は全て予定どおりに行われる見込みです。アトランティス号はISSから離れて行くための最後のエンジン噴射をする前に、ISSの周囲を半周する予定です。そして米国中部夏時間5月29日午前1時18分(同5月29日午後3時18分)にケネディ宇宙センターへ着陸する予定です。
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