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STS-101ステータスレポート

STS-101ステータスレポート-07
2000年5月 22日(月)午前 6時00分(米国中部夏時間)
2000年5月 22日(月)午後 8時00分(日本時間)

 ジェイムス・ヴォスとジェフリー・ウィリアムズ両宇宙飛行士は今朝6時間以上スペースシャトル・アトランティス号の外で作業し、国際宇宙ステーション(ISS)上で予定されていたいくつもの組立作業とメンテナンス作業を手際よく片づけました。

 両宇宙飛行士は船外活動を早めに開始し、常に予定に先行して作業を進めました。昨年ISSに取りつけた米国製のクレーンをしっかりと固定し、ロシア製のクレーンの最後の部品を取付け、通信システムのアンテナの一つを交換し、いくつかのハンドレール(手すり)とカメラケーブルをISSの外壁に取りつけました。この6時間44分の船外活動は米国中部夏時間5月21日(日)午後8時48分(日本時間5月22日(日)午前10時48分)に開始し、5月22日(月)午前3時32分(同5月22日午後5時32分)に終了しました。アトランティス号の船室からは、船外活動のほとんどの期間にわたりミッションスペシャリストのメアリー・エレン・ウェーバーがシャトルのロボットアームを操作してヴォス宇宙飛行士を移動させる作業をし、パイロットのスコット・ホロウィッツが支援作業を行いました。

 今回の船外活動はISSの建設のために行われた5回目の船外活動で、米国の宇宙飛行士が実施したものとしては史上85回目の船外活動となります。

 今やクルーの関心は本日5月22日(月)午後7時11分(同5月23日(火)午前9時11分)に開始予定の、ISSへの入室へと向けられています。合計6個のハッチを開きながらISSへの通路を通っていきます。ユニティ結合モジュールへの最初のハッチは米国中部夏時間5月22日午後7時56分(同5月23日午前9時56分)、ザーリャモジュールへの最初のハッチは午後9時11分(同5月23日午前11時11分)頃に開かれる予定です。ISSへ入室すると直ぐにクルーは装置の搬入とメンテナンス作業を開始します。ザーリャの4基のバッテリの交換は午後11時31分(同23日午後1時31分)に開始する予定です。スーザン・ヘルムズとユーリ・ウサチェフ両宇宙飛行士が2基の新しいバッテリとこれに付随する電子装置を取りつけます。そして残りの2基のバッテリは後日、今回のドッキング中に取りつける予定です。

 クルーは今朝22日8時(同5月22日午後10時)ころに就寝し、午後3時56分(同5月23日午前5時56分)に、起床の予定です。今夜の仕事はISSへの最初の入室というところが注目されます。アトランティス号と国際宇宙ステーションの状況は良好で、91分で地球を一週しています。遠地点高度は209マイル(約336km)近地点高度は203マイル(約327km)です。

 次のステータスレポートは午後7時(同5月23日午前9時)に発行の予定です。




最終更新日:2000年 5月 23日

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