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STS-101ステータスレポート

STS-101ステータスレポート-04
2000年5月 20日(土)午後 7時00分(米国中部夏時間)
2000年5月 21日(日)午前 9時00分(日本時間)

 アトランティス号の宇宙飛行士達は、米国中部夏時間の午後4時11分(日本時間の21日午前6時11分)にボブ・セガーの「スティル・シャイニング」という曲で目覚めました。これは、今晩の国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブに備えて用意された曲です。STS-101のコマンダーのジム・ハルセルは今晩遅く、ISSへの第2回目のドッキング(注:STS-96を第1回とする)に備えた接近を行います。アトランティス号は、米国中部夏時間の午後11時31分(日本時間の21日午後13時31分)にISSとドッキングする予定です。

 午後6時30分(日本時間午前8時30分)までにシャトルは、ISSの前方70海里(約129km)のところに位置しており、1周回ごとに14海里(約26km)づつ接近しています。ランデブの最終フェーズは、アトランティス号がISSの後方、8海里(約15km)の地点に到着した時点から開始されます。最終フェーズ開始の噴射は、米国中部夏時間午後8時39分(日本時間午前10時39分)に予定されています。

 Tiバーンと呼ばれるこの噴射は、次の1周回でシャトルをISSに接近させるコースへ乗せます。アトランティス号がISSの0.5マイル(約800m)以内に接近すると船長のハルセルは、手動操縦に切り替えて後方の操縦パネルで接近操作を行います。アトランティス号は、米国中部夏時間午後10時09分(日本時間午後12時09分)頃にISSの600フィート(約1,968m)真下に到達する予定です。その地点からハルセルは、シャトルをISSに沿って半周させます。アトランティス号は、ISSの正面約1,150mの所を通過し、午後10時34分(同、午後12時34分)頃にISSの上方約820mの地点に到達する予定です。

 ハルセルは、その後ISSに向けて降下を開始し、午後10時38分(同、午後12時38分)頃に約558mの地点に到達する予定です。ハルセルは約20分の間その距離を保ち、ISSがロシアの地上局の通信範囲に入るのを待ちます。午後11時20分(同、午後1時20分)頃に再びハルセルは、ISSとシャトルのドッキング機構が精密に位置決めされているかどうか確認するため、ISSから30フィート(約98m)の地点でしばらく待機します。ドッキングは、その約11分後に予定されており、シャトルとISSは毎秒約3cmのゆっくりした速度で接触する予定です。

 ランデブの間、パイロットのスコット・ホロウイッツは、アトランティスの接近を制御しながらハルセルを支援します。ミッション・スペシャリストのスーザン・ヘルムズとユーリ・ウサチェフもランデブ、ドッキングを支援します。また、エレン・ウエーバーとジェフリー・ウイリアムズは、シャトルのドッキング機構を操作します。

 ドッキング後には、ハッチのリークチェックが行われ、宇宙飛行士達は日曜日の夜にウイリアムズとジム・ヴォスが行う予定の船外活動の計画をレビューする予定です。アトランティス号の宇宙飛行士は、船外活動終了から24時間後の月曜日の夜まではユニティモジュールのハッチを開けてISSへ入室することは行いません。


 この次のステータスレポートは米国中部夏時間5月21日(日)午前4時(同5月21日(日)午後6時)頃に発行する予定です。




最終更新日:2000年 5月 22日

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