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STS-101ステータスレポート

STS-101ステータスレポート-02
2000年5月 19日(金)午後 7時00分(米国中部夏時間)
2000年5月 20日(土)午前 9時00分(日本時間)

 STS-101のクルーはトム・ペティの曲「フリー・フォーリン」で米国中部時間午後6時に起床しました。この曲はミッションスペシャリストのスーザン・ヘルムズに送られたものです。起床後7名のクルーは軌道上での最初の一日の活動を開始しました。この日は明晩予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングと日曜日の夜に行われる予定の船外活動の準備を行います。

 コマンダーのジェームス・ハルセル、パイロットのスコット・ホロウィッツ、ミッションスペシャリストのメアリー・エレン・ウェーバー、ジェフリー・ウィリアムズ、ジェイムス・ヴォス、スーザン・ヘルムズ、そしてユーリー・ウサチェフはシャトルオービターのシステムや船外活動関連の機器のチェックを行う予定です。その間もスペースシャトルは計画された一連のランデブ噴射と行ってISSにゆっくりと接近していきます。

 クルーはランデブとドッキングに使用する機器の検査や準備を行い、また船外活動に使用する宇宙服をチェックする予定です。この宇宙服は日曜日の夜から月曜日の朝にかけて行われる船外活動でウィリアムズとヴォス両宇宙飛行士が使用します。宇宙服の検査は何か問題があったときでも地上の専門家が対応出来るように船外活動に十分先立って実施されます。

 また、今夜から明日にかけてコマンダーのハルセルは、ウェーバー宇宙飛行士がペイロードベイをテレビカメラで検査しながらロボットアームのテストを行うのをサポートします。このテストによりロボットアームが船外活動の支援を十分行うことができることを確認します。

 アトランティス号は遠地点199マイル(約320km)近地点98マイル(約158km)の楕円軌道を周回しています。今晩、米国中部時間5月19日午後7時頃(日本時間5月20日午前9時)はISSから2700マイル以上後方を飛行しており、90分で約546マイルづつ接近しています。


次のステータスレポートは米国中部時間5月20日午前7時頃に発行します。





最終更新日:2000年 5月 22日

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