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飛行15日目
スペースシャトル「エンデバー号」は、本日午後、フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)に無事着陸しました。着陸は悪天候により4日間延期され、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーが185日間の宇宙滞在を終え帰還しました。 コマンダーのジェームス・ウェザビーは、エンデバー号を操縦し、米国中部標準時間12月7日午後1時37分(日本時間12月8日午前4時37分)にKSCのスペースシャトル滑走路へ着陸させました。今回のミッションの飛行距離は574万マイル(約924万km)におよび、ISSで組み立て中の背骨となるトラス構造物に新しいP1トラスを追加し、新たな長期滞在クルーを運びました。エンデバー号が着陸したことで、今年最後のスペースシャトルミッションは終了し、第5次長期滞在クルー(コマンダーのワレリー・コルズン、NASAのISSサイエンスオフィサーのペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのセルゲイ・トレシェフ)が帰還しました。第6次長期滞在クルー(コマンダーのケネス・バウアーソックス、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン)はISSに残り、3ヶ月間の生活を開始しました。ウェザビー、パイロットのポール・ロックハート、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・ロペズ-アレグリアとジョン・ヘリントンがエンデバー号に搭乗した14日間の飛行は、本日終了しました。 エンデバー号の公式の着陸時間は、主脚が着陸した12月7日午後1時37分12秒(同12月8日午前4時37分12秒)で、このときミッション経過時間は13日18時間47分25秒でした。前脚の着陸は、午後1時37分23秒(同12月8日午前4時37分23秒)(ミッション経過時間13日18時間47分36秒)、車輪が停止したのは午後1時38分25秒(同12月8日午前4時38分25秒)(ミッション経過時間13日18時間48分38秒)でした。 第5次長期滞在クルーとエンデバー号のクルーは、12月9日にヒューストンのエリントン・フィールド(空港)に戻る予定です。12月9日午後3時(同12月10日午前6時)に、ハンガー(格納庫)990にて歓迎セレモニーが催される予定です。
出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts-113/sts-113-28.html 最終更新日:2002年12月 9日
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