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「こうのとり」5号機のISSへのドッキングに際して、油井宇宙飛行士が、ISSのロボットアーム(SSRMS)を操作して「こうのとり」を把持する担当に決定されました。日本人宇宙飛行士が「こうのとり」の把持を担当するのは初めてとなります。
「こうのとり」5号機のミッションでは、若田宇宙飛行士がNASAのミッション管制センターでリード・キャプコム(CAPCOM)として、地上と軌道上クルーとの交信のとりまとめを担当します。
通常搭載 | 打上げ約4か月前に積込み |
速達サービス | 打上げ10日前~80時間前まで積込み可能 |
「こうのとり」5号機は小動物飼育装置(MHU)、静電浮遊炉(ELF)、高エネルギー電子・ガンマ線実験装置(CALET)など、「きぼう」の新しいニーズに対応するため、新たな実験装置を運びます。
また、多目的空間実験ラック(MSPR-2)、超小型衛星放出、簡易曝露実験装置(ExHAM)による実験の機会など、多様な利用機会を提供することにより宇宙開発利用の発展に貢献します。
「こうのとり」は、4号機以降、ISSへの物資輸送だけなく、将来の我が国の宇宙機開発に役立つ技術の蓄積にも活用されています。5号機では宇宙環境観測装置(KOUNOTORI Advanced SPace Environment Research equipment: KASPER)が搭載されます。
「こうのとり」がISSに結合する際に「こうのとり」の電位がどのように変化するか、また、「こうのとり」が係留中にISSの電位に与える影響を明らかにすることは、ISSの安定運用の観点からは非常に重要です。このため、4号機では「こうのとり」に表面電位センサ(ATOTIE-mini)を搭載し、データの収集を行いました。
5号機では、さらに機能を付加した発展型のセンサである宇宙環境観測装置KASPER (KOUNOTORI Advanced SPace Environment Research equipment)を搭載します。KASPERには、4号機で搭載した表面電位計に加え、新たに帯電電位評価用のプラズマ電流計測装置、デブリ衝突を検出する2種類のセンサが搭載されています。
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