補給キャリア与圧部搭載品
補給キャリア与圧部には約3.5トンの物資が搭載されます。それぞれの物資は物資輸送用バッグ(Cargo Transfer Bag: CTB)に入れられ、CTBはHTV補給ラック(HTV Re-supply Rack: HRR)に収納されます。HRRは8台が搭載されます。物資の内訳は次の通りです。
- 実験関連機器
- 水棲生物実験装置(Aquatic Habitat: AQH)
- 小型衛星放出機構(JEM-Small Satellite Orbital Deployer: J-SSOD)と放出予定の小型衛星5基
- 再突入データ収集装置i-Ball、REBR
- 「きぼう」日本実験棟やNASAのシステム補給品
- 触媒反応器(水再生システムの一部)
- 「きぼう」の冷却水循環ポンプ
- 日本宇宙食、飲料、菓子類、レトルト品などの食料品
- 宇宙飛行士が使用する日用品、衣類等
補給キャリア非与圧部搭載品
補給キャリア非与圧部には、約1.1トンの「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付ける船外実験装置などが搭載されます。
- ポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)
- NASAのソフトウェア無線試験装置(SCAN Testbed)