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「こうのとり」3号機(HTV3)には、今後の本格運用・利用に向け、初の国産メインエンジンをはじめ、さまざまな機器が国産化されました。「こうのとり」の国産化を通じて、軌道間輸送の鍵となるテクノロジーの獲得、調達コストの削減、機器の調達の安定化を図ることが可能になりました。
1号機、2号機の物資搭載のノウハウ蓄積を通じて、打上げ直前の物資搭載量を大幅に増やしました。これにより、運搬計画を柔軟にし、利用者のニーズに対応可能な物資輸送手段となりました。
また、曝露パレットには、船外実験装置を載せるための多目的曝露パレット(Exposed Pallet - Multi-Purpose: EP-MP)型を新たに搭載しました。EP-MPは、「きぼう」以外のISSの船外機器も載せることができ、今後想定される多様な船外物資の運搬要求に応えることが可能です。
官民協力の下、搭載予定の再突入データ収集装置i-Ballによって、大気圏への再突入の際のデータを取得し、宇宙機の破壊現象の特定による安全性の向上、再突入機のための設計用データ取得を目指します。
なお、NASAの提供する再突入データ収集装置(REBR:ReEntry Breakup Recorder)と併せて、より広範囲なデータを取得します。
名称 | i-Ball | |
開発元 | 株式会社IHIエアロスペース | |
取得データ | ・温度データ ・加速度/角速度データ ・カメラ静止画データ ・GPS航法データ(高度50km以下) |
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重量 | 15.5kg(カバー込み:17kg) | |
寸法 | i-Ball外径 Φ400mm(コンテナ込み:410×440×435mm) | |
着水方式 | パラシュート開傘により減速し着水 |
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