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宇宙ステーション補給機(HTV)

船外実験装置2台を「きぼう」船外実験プラットフォームに移設しました

最終更新日:2009年9月25日

船外実験プラットフォームに取り付けられるSMILES(右)(提供:NASA)

飛行15日目、曝露パレットに搭載されて運ばれてきた2台の船外実験装置、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submilimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)および沿岸海域用ハイパースペクトル画像装置および大気圏/電離圏遠隔探査システム実験装置(Hyperspectral Imager for the Coastal Ocean (HICO) & Remote Atmospheric & Ionospheric Detection System (RAIDS) Experimental Payload: HREP)が、「きぼう」日本実験棟のロボットアームで船外実験プラットフォームのそれぞれの取付け場所に設置されました。

最初にHREPが、9月24日午後6時21分に「きぼう」ロボットアームで把持され、曝露パレットから取り外されました。その後HREPは、午後8時15分、船外実験プラットフォーム装置交換機構(EFU)6番に取り付けられました。続いて9月24日午後11時23分に、SMILESが「きぼう」ロボットアームで把持され、9月25日午前1時12分に船外実験プラットフォーム装置交換機構(EFU)3番に取り付けられました。

HTV-1ミッション SMILESの船外実験プラットフォームへの移設(飛行15日目)
SMILES取付けの様子をビデオでご覧にされます。

これら2台の船外実験装置は、地球科学研究に特化した実験装置です。今後長期間にわたり、国際宇宙ステーション(ISS)から、地球の大気や沿岸海域地形を観測し、多くのデータを収集していく予定です。

そして、9月25日午前9時26分、筑波宇宙センター(TKSC)からのコマンドによりSMILESが起動され、初期機能確認が開始されました。

なお、船外実験装置を降ろした曝露パレットは、飛行16日目(9月25日)に、船外実験プラットフォームから取り外され、補給キャリア非与圧部へと収納されます。

次回のHTV-1ミッション最新情報は、9月26日に更新します。

※断りのない限り、日時は日本時間です。

 
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