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2009年8月上旬に推進剤の充填作業が終了した宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機(初号機)は、2009年8月21日、第2衛星フェアリング組立棟(Second Spacecraft and Fairing Assembly Building: SFA2)で、ロケットと衛星をつなぐ台座である衛星分離部(Payload Attach Fitting: PAF)に結合されました。
2009年8月23日には、PAFに結合されたHTV初号機を、衛星フェアリングに格納する作業が行われました。衛星フェアリングは、HTVを覆い、打上げ時にHTVを空気抵抗、摩擦熱や音響振動から守るためのものです。
HTV初号機は、今後、SFA2から大型ロケット組立棟(Vehicle Assembly Building: VAB)へ移動し、H-IIBロケットとの結合など、打上げに向けた最終準備作業を行い、2009年9月11日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
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