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宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(Second Spacecraft and Fairing Assembly Building: SFA2)にて、打上げ形態に電気的・機械的に結合(全機結合)された後、総合的な機能確認を目的とした全機点検を5月末まで行い、打上げに向けて機体に問題がないことを確認しました。
全機点検終了後、6月6日から18日にかけて、「こうのとり」3号機のタンクに推進薬(酸化剤および燃料)を充填し、タンク圧を調整する作業を行いました。推進薬充填後には、バッテリーの充電作業を行います。
「こうのとり」3号機は、今後、フェアリング(H-IIBロケットの先端に取り付ける「こうのとり」の機体を保護するカバー)への格納、H-IIBロケット3号機との結合など、打上げに向けた最終準備段階を経て、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。「こうのとり」3号機の打上げは、7月21日午前11時05分頃を目標としています。
「こうのとり」3号機ミッションについて詳しく解説した「HTV3ミッションプレスキット」を公開しています。「こうのとり」3号機の運用スケジュールやミッションの特色、搭載品の詳細情報などを掲載していますので、ぜひご覧ください。
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