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種子島宇宙センターでは、2012年度夏期の打上げに向けた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の準備が順調に進んでいます。
2月21日、曝露パレットが種子島宇宙センターに搬入され、「こうのとり」3号機の機体がすべて揃いました。今後、ポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)などの搭載が行われた後、全機結合(打上げ形態に電気的・機械的に機体を結合)に向けた準備が進められる予定です。
曝露パレットの搬入に先立ち、2月16日から17日にかけて、JAXAとNASAの宇宙飛行士により、補給キャリア与圧部と補給キャリア非与圧部のフライト・クルー・インタフェース・テスト(Flight Crew Interface Test: FCIT)が行われました。
FCITは、訓練や宇宙での活動経験を持つ宇宙飛行士の観点から、実際に打ち上げられる機器などが軌道上でも問題なく運用できることを確認するために行うものです。
今回のFCITには野口宇宙飛行士が参加し、NASAの宇宙飛行士とともに、実際の工具を使用して作業が問題なくできることを確認したり、搭載されている機器などに宇宙飛行士を傷つけるような鋭い角(シャープエッジ)がないことを触れて確認しました。また、野口宇宙飛行士は種子島宇宙センターの作業員を激励しました。
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