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JAXA宇宙飛行士活動レポート

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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2015年11月

最終更新日:2015年12月25日

JAXA宇宙飛行士の2015年11月の活動状況についてご紹介します。

大西宇宙飛行士、ISS長期滞在に向けた訓練を実施

写真:より大きな写真へ

ソユ-ズ宇宙船の最終試験に臨む大西宇宙飛行士ら45Sバックアップクルー(出典:JAXA/NASA)

国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーである大西宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)で行われた第46次/第47次長期滞在(45S)クルーの打上げ前の最終評価試験に、バックアップクルーとして参加しました。

各種試験を行った後、最終評価試験は2日間にわたり行われ、ソユーズ宇宙船とISSのロシア側モジュールに関する試験を行いました。

ソユーズ宇宙船の試験は、ソコル宇宙服に身を包みソユーズシミュレータに乗り込み、(1)打上げ前準備~軌道調整噴射、(2)ISSとのランデブー~ドッキング、(3)ISSから分離~地上へ着陸の3部にわかれ、それぞれ実際と同じ手順を行い、不具合への対処を行いました。

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ロシアモジュールのモックアップ内で訓練を行う大西卓哉、キャスリーン・ルビンズ両宇宙飛行士(出典:大西宇宙飛行士のGoogle+より)

ロシア側モジュールに関する試験は、ロシアモジュールのモックアップの中でISSでの1日をシミュレートしました。朝の地上との音声会議から始まり、食事の準備、ビデオメッセージの収録、空気の組成チェック、トイレのメンテナンス、物資移送、非常用装備品の点検等を行いました、その中で火災が発生したと想定して、その対応として酸素マスク着用、火元の特定、消火活動、地上と交信しながら復旧作業という流れを行いました。なお、試験中にいつ・どんな不具合が起きるかは、受験者には事前には知らされません。

デブリーフィング(結果報告会)で成績について通知され、良好な成績で合格しました。

若田、星出宇宙飛行士、宇宙ステーション補給機「こうのとり」調整会議に参加

11月9日~12日まで、筑波宇宙センターにおいて、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機ミッションの総括と、今後予定されている6号機ミッションに向けた調整会議が開催されました。

JAXAの「こうのとり」運用管制員、ヒューストンのNASA管制チームに加え、若田宇宙飛行士と星出宇宙飛行士が参加しました。
若田宇宙飛行士は、5号機ミッションではヒューストン運用管制局のISSクルーとの交信役(CAPCOM)のリードを務めており、NASA宇宙飛行士室の代表として審査会に参加しました。
星出宇宙飛行士は、5号機ミッションでは種子島にて宇宙飛行士の観点から機体チェックを行っており、JAXA宇宙飛行士の立場で参加しました。

会議では、5号機ミッションの運用結果の審査に加え、5号機の運用を踏まえた今後の運用の改善点、6号機のシステム変更点の審査と6号機で行う予定のISSのバッテリ輸送計画等について調整が行われました。

野口宇宙飛行士、宇宙探検家協会(ASE)アジア地区理事会に出席

11月6日、7日に、野口宇宙飛行士が会長を務める宇宙探検家協会(Association of Space Explorers: ASE)のアジア地区理事会が中国北京にて開催されました。
ASEアジア地区理事会では、本年度の活動を総括し、中国の有人宇宙活動の状況確認と、今後のアジア地域での宇宙教育イベントへの協力促進を討論しました。

ASEは、宇宙飛行を経験した37カ国、400人以上の宇宙飛行士によって構成されている世界規模の非営利団体です。


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