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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2011年11月

星出宇宙飛行士、ESAとロシアにて長期滞在に向けた訓練を実施

最終更新日:2011年12月19日

国際宇宙ステーション(ISS)の第32次/第33次長期滞在クルーである星出宇宙飛行士は、ISS長期滞在に向けた訓練を継続しています。

ドイツにある欧州宇宙機関(ESA)の欧州宇宙飛行士センター(European Astronaut Centre: EAC)では、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)の運用に関わる訓練を行いました。


写真:ソユーズ宇宙船の最終試験に臨む29Sバックアップクルー(左からサニータ・ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ、星出宇宙飛行士)

ソユーズ宇宙船の最終試験に臨む29Sバックアップクルー(左からサニータ・ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ、星出宇宙飛行士)(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)

ESAでの訓練を終えた後、ソユーズTMA-03M宇宙船(29S)で飛行する第30次/第31次長期滞在クルーのバックアップクルー(交代要員)でもある星出宇宙飛行士は、ロシアへと移動し、29Sのプライムクルーに代わって飛行することになった場合でも対応できるよう、万全の準備を整えました。

ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)にて、星出宇宙飛行士ら3名のバックアップクルーは、ソユーズ宇宙船のシステムや飛行フェーズ毎の運用について確認したほか、ISSのロシアモジュールのシステムについての復習、ISS滞在時の日課となる作業のシミュレーションなどを行いました。

11月29日と30日には、プライムクルーとバックアップクルーに分かれ、ソユーズ宇宙船とロシアモジュールの総合的な運用スキルを評価する1日がかりの最終評価試験を1日ずつ交代して行い、見事、試験に合格しました。

星出彰彦宇宙飛行士
星出宇宙飛行士 Twitter(@Aki_Hoshide)
 
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