向井宇宙飛行士は、宇宙医学生物学研究室の室長として、筑波宇宙センター(TKSC)で実施されたMission Xの進行を務め、これまでに宇宙医学やライフサイエンスの研究で得た宇宙飛行士の健康管理に関するノウハウを、参加した子供たちに実習と講義を通して教えました。
Mission Xは、健康社会の促進を目指して、世界各国の宇宙機関が取り組む健康に関わる食事と運動の啓発活動です。
今回実施したMission Xでは、手と眼の反応を鍛えるために、落下する物差しを素早くつかむ訓練や、ポテトチップスに含まれる油の量を計測し、脂肪を多く含む食品に関する知識を深める実習などを行いました。