科学技術週間に合わせて4月17日に開催された筑波宇宙センター特別公開に、ヒューストンから古川宇宙飛行士が生中継で参加し、「宇宙ステーション長期滞在とその訓練」と題した講演を行いました。
講演では、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中に行う作業や、打上げ・帰還時に搭乗するソユーズ宇宙船および長期滞在に向けて現在行っている訓練、ISSで行われている実験とその成果について紹介しました。
会場からの質問コーナーでは、宇宙飛行士を目指したきっかけや宇宙に行ったら初めに何をしたいかなど、様々な質問が寄せられました。宇宙での運動について質問があると、筋肉や骨が弱くなるため地球に帰ってくるためには毎日の運動が欠かせないことを紹介し、「もし、宇宙にずっと住むのであれば、筋肉はなくても良いかもしれない。それが人間の新たな進化に繋がるかもしれない。」とユーモアを交えながら質問に答えました。