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JAXA宇宙飛行士活動レポート

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2009年2月

最終更新日:2009年3月25日

JAXA宇宙飛行士の2009年2月の活動状況についてご紹介します。

ISS長期滞在中の若田宇宙飛行士の活動については、JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在ページをご覧ください。

宇宙ステーション補給機(HTV)、「きぼう」日本実験棟訓練

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HTVのシステム運用について講義を受ける星出(右)、山崎(手前)両宇宙飛行士

星出、山崎両宇宙飛行士は、日本に一時帰国し、筑波宇宙センター(TKSC)にて、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)に関わる訓練を行いました。

HTVの訓練では、HTVの機器の操作や、クルーが関わるHTVの作業、異常発生時の運用について学びました。

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船内実験室の装置の配置を確認する山崎宇宙飛行士(左)

山崎宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟に関わる訓練も行い、「きぼう」のシステムやロボットアーム操作の知識・技量の維持向上のほか、「きぼう」での日々の運用作業、船内実験室内の機器の収納場所の確認、実験装置やハイビジョン伝送システム(High Definition TeleVision transmitting system: HDTV)の操作について訓練を行いました。

また、星出宇宙飛行士は、STS-127(2J/A)ミッションクルーの「きぼう」の訓練に立ち会いました。

星出宇宙飛行士は、STS-127ミッション中、NASAで国際宇宙ステーション(ISS)との交信担当(Capsule Communicator: CAPCOM)を務めるため、地上でクルーをサポートできるよう、クルーの作業を熟知する目的で訓練に立ち会いました。

STS-127ミッションクルーの訓練は、「きぼう」ロボットアームの訓練が中心に行われ、STS-127ミッションで実施される衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)の曝露系サブシステム(ICS Exposed Facility subsystem: ICS-EF)と全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)を船外パレットから船外実験プラットフォームに移設する訓練などが行われました。

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ロボットアームの運用訓練を行うSTS-127クルーと第20次長期滞在クルー

その他に、可搬型管制端末(System Laptop Terminal: SLT)を使用した船外実験プラットフォーム側装置交換機構(Exposed Facility Unit: EFU)や、船外実験装置取付け機構(Payload Attachment Mechanism: PAM)、船外実験プラットフォーム結合機構(Exposed Facility Berthing Mechanism: EFBM)の操作などについても訓練が行われました。

星出宇宙飛行士は、2J/Aミッション中、若田宇宙飛行士含む2J/AおよびISS長期滞在クルーとの交信担当として、ミッションの遂行をサポートします。

2J/Aミッション

昨年6月に操作した「きぼう」ロボットアームですが、いよいよ2J/Aミッション時に初めて実験装置の移設に使われます。クルーもそれに向けて訓練を積んでおり、地上の管制チームも、ミッションの成功に向けて準備しているところです。交信を担当する一人である私も、実際に軌道上で作業を行うクルーが何を考え、どのようなことを地上側に求めるか、そのあたりを理解することによって軌道上/地上間のコミュニケーションをスムーズにできればと思っています。

ロシアでのISS長期滞在訓練

国際宇宙ステーション(ISS)の第28/29次長期滞在クルーの古川宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)にて、ソユーズ宇宙船に関わる訓練を行いました。古川宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船でISSへ向かい、帰還時もソユーズ宇宙船に搭乗します。

古川宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船を手動操作でISSへ接近・ドッキングさせる訓練や、ソユーズ宇宙船の運用を摸擬したシミュレーション訓練を行いました。


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