土井宇宙飛行士は、STS-123(1J/A)ミッションで飛行した、茨城県と山梨県甲府市の公式飛行記念品を返還しました。
公式飛行記念品は、宇宙飛行士に関係する機関からの記念品で、スペースシャトルに持ち込まれて宇宙を飛行した後、各機関に返還されます。
茨城県からは茨城県旗が、山梨県甲府市からは甲府市民のメッセージが書き込まれた甲府市旗が、公式飛行記念品としてスペースシャトルに持ち込まれていました。
土井宇宙飛行士は、茨城県庁と甲府市立舞鶴小学校を訪れ、公式飛行記念品を返還するとともに、各会場で「宇宙をめざせ ―有人宇宙時代―」と題した講演を行いました。
講演では、STS-123ミッションの映像を交えながら、ミッションの解説や、宇宙での出来事などを語りました。講演の後には、宇宙飛行士になったきっかけや宇宙人に会えたかなど、子供たちからたくさんの質問が寄せられました。最後に土井宇宙飛行士は、「宇宙は君たちを待っています。宇宙を目指してください。」と子供たちへのメッセージを送りました。
また、土井宇宙飛行士は、県民に夢と希望を与えた功績が称えられ、茨城県から県民栄誉賞を受賞しました。STS-87ミッション後にも同賞を受賞しており、今回が2回目の受賞となりました。