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JAXA宇宙飛行士活動レポート 2008年10月

星出宇宙飛行士、慶應義塾創立150年記念講演

最終更新日:2008年11月19日
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講演の様子(©慶応義塾/JAXA)

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パネルディスカッションを行う星出宇宙飛行士(左)と慶應義塾長の安西祐一郎氏(右)(©慶応義塾/JAXA)

星出宇宙飛行士は、母校である慶應義塾の創立150年を記念して行われたイベントに招かれ、慶應義塾大学日吉キャンパスで講演会を行いました。

講演は、「Design the Future ―宇宙、そして未来へ―」と題して行われ、星出宇宙飛行士は、STS-124(1J)ミッションの解説に加え、宇宙飛行士になる夢を実現するまでの道のりや、実現したときの気持ちなど、これまでの体験談を語りました。

また、慶應義塾大学日吉キャンパスと、インドネシア、マレーシア、タイの各会場を中継で結んで、パネルディスカッションも行われ、宇宙に関するクイズが行われたほか、星出宇宙飛行士は各会場からの質問に答え、各国の学生らと活発な意見交換を行いました。

講演会では、STS-124ミッションで星出宇宙飛行士とともに宇宙を飛行した公式飛行記念品の返還も行われました。公式飛行記念品は、宇宙飛行士に関係する機関からの記念品で、スペースシャトルに持ち込まれて宇宙を飛行した後、各機関に返還されます。星出宇宙飛行士は、慶應義塾から提供された福沢諭吉氏の「独立自尊の書」のレプリカと「アルミ製そろばん」を返還しました。

講演会の最後に、星出宇宙飛行士は、「次は月、火星に行く時代と良く言われていますが、是非、皆さんの中から、月、火星に行く宇宙飛行士が出てきてほしいと思います。」と、会場に集まった学生らにエールを送りました。

1Jミッション
 
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