9月15日、東京都渋谷区の長井記念ホールで国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に関するワークショップが開催されました。
ワークショップでは、浅島誠東京大学理事(副学長)と向井、若田両宇宙飛行士の3人によるディスカッションが行われました。向井宇宙飛行士は、「ようやく待ちに待った日本が日本のために自由に使える実験室がISSに取り付けられた。これからどんどんこの実験室を利用していきたい。宇宙では究極の予防医学ができる。」と、「きぼう」日本実験棟での実験にかける期待を語りました。会場からは、宇宙での生活が人体へ与える影響や、閉鎖環境での生活など、日本人初となる若田宇宙飛行士のISS長期滞在に関する質問や、宇宙での生物実験について、多くの質問が寄せられました。