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スペースシャトルの船内の空気は地球上とほぼ同じ状態の1気圧で、成分は平均して窒素80%と酸素20%となるように制御されます。
船室内の空気は約7分で交換され、温度は約18℃から27℃に保たれています。湿度は、熱交換器で凝縮されて湿った空気を、空気/水分離器(Air/Water Separator)というファンにより遠心力を利用して水と空気に分け、取り出された水は汚水タンクに送り、空気はキャビンに戻すという方法で制御します。この装置が常に作動し、スペースシャトル船室の湿度は30~65%に維持されています。
悪臭は活性炭を使用した脱臭フィルターシステムが常に作動していて除去します。スペースシャトルにはトイレや生ゴミ(食べ残し、吐瀉物など)の収容場所がありますが、空調システムが作動しているため臭いが漏れてくることはありません。
二酸化炭素は水酸化リチウム(LiOH)で吸着除去します。減少した分の酸素は酸素タンクから補給されます。
スペースシャトル内で生じた汚水はタンクに貯蔵され、いっぱいにならないよう定期的に船外に排出されます。
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