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よくある質問

スペースシャトルに関するQ&A

大気圏再突入の時、アポロ宇宙船と地上の通信にはブラックアウト(通信不能になる)があったのに、なぜスペースシャトルにはないのですか

アポロ宇宙船が大気圏に再突入し、帰還する際、一時、地上との間の音声交信がとぎれ、どきどきされた方も多いと思います。

これは、大気圏再突入時に、空力加熱により高温になってオービタ周囲の大気が電離し、これにより形成されたプラズマでオービタが包まれて電波がさえぎられるために生じます。

空力加熱とは、物体表面に生じる高速空気の速度エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって物体が温められる現象のことです。

現在のスペースシャトルでは、このように通信が切れてしまうことはありません。もちろん、スペースシャトルの下面にあるアンテナを使い、地上と交信を行う場合は同様の現象が生じますが、スペースシャトルの胴体上部にあるSバンドアンテナを使って追跡データ中継衛星(TDRS)と通信を行うことができますので、現在はこのような方式で帰還時にも飛行管制センターと交信を行っています。

しかし、軌道傾斜角の高いミッションの場合には一部発生します。

最終更新日:2003年3月13日
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