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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-63

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第8次長期滞在クルー
2003年12月12日(金) 午後 4時00分(米国中部標準時間)
2003年12月13日(土) 午前 7時00分(日本時間)


今週、国際宇宙ステーション(ISS)において第8次長期滞在クルーは、科学者、技術者、機械技術者、研究者としての作業を行い、ISSに滞在して2ヶ月が過ぎようとしています。

今週はコマンダーのマイケル・フォールの宇宙での通算滞在日数の記録が231日を超えるという米国として記録に残る日で始まりました。12月8日に前記録保持者のカール・ウオルツは、フォールに電話をかけて、フォールを祝うとともに、ISSでの生活や今後の宇宙でのがんばりについて話しました。

12月9日と10日に、フォールはフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリとともにハイテク運動器具のトレッドミルの分解を行い、モーター・モードでの使用を妨げている原因を確認しました。ジャイロスコープで使われているベアリングが壊れたことが原因と判明し、交換の部品は来年1月に予定されている次のプログレス補給船でISSに届けられます。それまでは、トレッドミルは制振システムを動作させない状態で運動に使用されます。

12月11日に、NASAのISSサイエンスオフィサーでもあるフォールは初めて、ISSのさまざまなモジュールと構成品の調査のために、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を作動させました。その調査にはふたつの目的がありました。2週間前に「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)でクルーが聞いた異常音の調査の続きと、ISS外側のその他の変化に関する調査です。この調査は、普通は、スペースシャトルを切り離し周回させる間に行われます。この調査の結果、異常は見つかりませんでした。

フォールとカレリはABCテレビ、スペースフライトナウ(SpaceflightNow.com)というウェブサイトのニュース記者との間で彼らの任務について話しました。クルーはまた、ノースカロライナ州のライト兄弟国立記念館から行われた小学生との長い質疑応答の時間を楽しみました。そこでは12月17日の動力飛行から100周年を記念する事前祝賀イベントが行われていました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、12月19日に、または何かイベントが生じた際にはその前に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-63.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2003年12月16日

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