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NASAステータスレポート

飛行7日目(2)
STS-105 NASAステータスレポート#13
ジョンソン宇宙センター
2001年 8月 16日(木)午後6時00分(米国中部夏時間)
2001年 8月 17日(金)午前8時00分(日本時間)

 

ダニエル・バリーとパトリック・フォレスターは、ディスカバリー号のISSへの飛行で2回計画されていた船外活動のうち、最初の船外活動を終了しました。この6時間16分の作業では、初期アンモニア充填装置(EAS)の取り付けとISS外部としては初めてとなる実験装置の取り付けが行われました。EASには必要時に備えて、ISSの冷却システムで使う予備のアンモニア(冷媒)が充填されています。MISSE(Materials International Space Station Experiment:ミッシーと発音する)と呼ばれる材料曝露実験装置は、750個の材料サンプルが取り付けられ、来年地球に回収されるまでの約18ヶ月の間、宇宙環境にさらされます。船外活動の間、ディスカバリー号のコマンダーであるスコット・ホロウィッツは、シャトルのロボットアームを操縦し、パイロットのフレドリック・スターコウは、シャトルの船室内から船外活動を指揮しました。これは、ISS組み立てのための25回目の船外活動であり、今年12回目の船外活動となりました。

バリーとフォレスターは、土曜日(日本時間、日曜日早朝)に2回目の船外活動を行う予定です。この船外活動では、来年ISSに取り付ける予定のトラス構造体用のヒータ電力供給ケーブルを取り付ける予定です。
ミッションマネージャーたちは金曜日にドッキング期間を1日延長する場合に備えて、ディスカバリ号の消耗品の残量の評価と、ISSから「レオナルド」補給モジュールへの荷物の積み込み作業の進捗状況を評価します。

今朝早く、ロシアのフライトコントローラがズヴェズダのコンピュータに新しく改良されたソフトウエアをインストールした後、「ズヴェズダ」モジュールのコンピュータが再びISSの姿勢制御を開始しました。ISSの運用への影響も無くコンピュータの改良が完了するまでは、ディスカバリ号がISSの姿勢制御を行っていました。

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から1998年11月20日に「ザーリャ」モジュールが打ち上げられて以来、ISSの宇宙滞在が1,000日目となるのを記念して、今朝早くに、第3次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・カルバートソンとパイロットのウラディミール・ジェジューロフ、フライトエンジニアのミハイル・チューリンは、記念のスピーチを行いました。

ディスカバリー号とISSは、全てのシステムが正常に機能しており、平均高度244マイル(約393km )の軌道を90分で周回しています。次のステータスレポートは、金曜日の午前6時(日本時間、8月17日午後8時)頃、あるいは何かイベントが発生したときに発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/sts105/STS-105-13.html
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最終更新日:2001年 8月 17日

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