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国際宇宙ステーションへのソユーズ宇宙船交換ミッション(4S)

事前準備からクルーの帰還まで実験概要クルー

打上げ準備中のソユーズTM-34宇宙船
 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)と米国航空宇宙局(NASA)によれば、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の緊急帰還機としてISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船は、日本時間5月5日午後12時51分頃にカザフスタン共和国に着陸いたしました。
 ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿命が6ヶ月間であるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。今回帰還したソユーズ宇宙船の乗組員は日本時間2002年4月25日に打ち上げられたソユーズ宇宙船でISSに向かい、日本時間2001年10月23日からISSにドッキングしていたソユーズ宇宙船で帰還しました。
 また、今回の飛行には、南アフリカ共和国の実業家マーク・シャトルワース氏が搭乗していました。


 4Sは、ロシアのソユーズTM-34宇宙船を打ち上げて、国際宇宙ステーション(ISS)の「ザーリャ」(基本機能モジュール)に結合し、ISSに帰還用の新しいソユーズ宇宙船を届けるミッションです。
 ソユーズTM-34で打ち上げられた3人の宇宙飛行士は、2日後にISSにドッキングし、7日間ISSに滞在した後、古いソユーズTM-33(3S)に乗り換えて地球に帰還します。この帰りのフライトでは、NASDAのHDTVテープやロシアのKromka1-0(1月25の船外活動で改修した装置)などを回収します。

4S飛行計画(2002年5月7日現在)
打上げ日時2002年4月25日午後12時26分 (バイコヌール夏時間)
2002年4月25日午前10時26分 (モスクワ夏時間)
2002年4月25日午前 1時26分 (米国中部夏時間)
2002年4月25日午後 3時26分 (日本時間)
射 場カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
打上げロケットソユーズ-Uロケット
宇宙船の名称打上げ:ソユーズTM-34(4S)
帰 還:ソユーズTM-33(3S)
搭乗人数3名
軌道高度ISSとのドッキング高度 : 約390km
軌道傾斜角51.6度
ドッキング日時
(ソユーズTM-34)
2002年4月27日午後11時55分 (モスクワ夏時間)
2002年4月27日午前 2時55分 (米国中部夏時間)
2002年4月27日午後 4時55分 (日本時間)
ISS分離日時
(ソユーズTM-33)
2002年5月 5日午前 4時31分 (モスクワ夏時間)
2002年5月 4日午後 7時31分 (米国中部夏時間)
2002年5月 5日午前 9時31分 (日本時間)
帰還日時2002年5月 5日午前 7時51分頃 (モスクワ夏時間)
2002年5月 5日午後10時51分頃 (米国中部夏時間)
2002年5月 5日午後12時51分頃 (日本時間)


事前準備からクルーの帰還まで
 新しいソユーズ宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に送り届けるミッションでは、古いソユーズが結合している場所(ドッキングポート)に新しいソユーズを結合させるため、ソユーズを移動させなければなりません。ロシア主体で行う船外活動をDC-1から行えるようにするためDC-1のドッキングポートをできるだけ空けておくためです。
 今回の4Sミッションの事前準備からミッション終了までの手順は次のとおりです。

・4月20日
 「ザーリャ」(基本機能モジュール)の地球側のドッキングポートに結合しているソユーズ3Sを、「ピアース」(ロシアのドッキング室)に移動します。
3S移動前のISS
3S移動後(4Sドッキング前)のISS

・ 4月25日
 ソユーズ4Sが打ち上げられます。

・ 4月27日
 ソユーズ4Sがザーリャの地球側のドッキングポートにドッキングします。
4Sフライト後(3S帰還前)のISS

・ 5月5日
 4Sのクルーがピアースに結合しているソユーズ3Sに乗り換えてISSから分離し、地球に帰還します。
4Sフライト後(3S帰還後)のISS


実験概要
 4SミッションのクルーはISS滞在期間中に次の実験を実施します。

ESAの宇宙飛行士の実験
 ESAの宇宙飛行士ロベルト・ビットーリのミッションはマルコポーロというミッション名で呼ばれており、以下の実験をおこないます。
 ・ 脳の機能に宇宙線粒子がおよぼす影響の調査
 ・ 微小重力環境下での筋肉機能低下のモニタ
 ・ 宇宙飛行士の服の容積と重量を減らすための下着のデザインの検証

マーク・シャトルワースの実験
大学から提案された以下の実験をおこないます。
 ・ 胚・幹細胞の培養
 ・ 心臓血管の自律コントロール・エネルギー消費・筋肉の特性に微小重力が与える影響の調査
 ・ 可溶性タンパク質結晶実験


クルー
 4Sフライトでは、以下の3名がソユーズ宇宙船に搭乗します。
左からマーク・シャトルワース、ユーリー・ギドゼンコ、ロベルト・ビットーリ飛行士


最終更新日:2002年6月20日

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