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微小重力環境を利用する基礎物理学分野の研究を推進するために、日本における宇宙環境利用の新たな研究分野として「微小重力物理学分野」が定義され、それに伴い、宇宙環境利用研究委員会/微小重力科学専門委員会の下に微小重力物理学ワーキンググループが設置され、同分野の研究シナリオ(案)の検討が進められてきました。 作成された研究シナリオ(案)は第23回宇宙ステーション利用計画ワークショップ(平成13年7月)で紹介され、その場のパネル討論等における意見交換を踏まえた修正がなされ、第12回宇宙環境利用研究委員会(平成13年10月)で研究シナリオの初版が制定されています。 本研究シナリオの目的は、物理学を中心とした基礎科学分野の多くの研究者に、「微小重力物理学の目標と研究の視点」、「公募地上研究で推奨されるべき当面の研究領域と具体的な課題例」、「これまで欧米で実施された基礎物理分野の宇宙実験や今後利用可能な実験装置の概要」などの情報を提供することにあります。そのことによって、微小重力物理学への関心を広く喚起することを目指しています。 「微小重力物理学研究シナリオ(初版)」 (PDF 4.7MB) 最終更新日:2008年10月21日
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